【五等分の花嫁100話感想】刻一刻と迫る、約束の瞬間。“幼なじみ”の緊急参戦に、五つ子の“想い”も溢れ出す…!?
(五等分の花嫁100話:『日の出祭 二日目』より)
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今週の『五等分の花嫁』は、記念すべき連載100回目。
『あ』『り』『が』『と』『う』と、相変わらず可愛さフルスロットルの素敵な連続扉絵で、開幕から我々読者の胸を高鳴らせてきた五つ子ちゃんたち、もとい、ねぎ先生ではありましたが……
それにも勝るとも劣らないレベルで、本編の方でもまた、かなりドキリとさせられる描写の連続だったように思います。(特に、“リボンの民”の皆様は)
前回、風太郎の覚悟を目の当たりにして、いま一度自分の気持ちと向き合うこととなった五つ子姉妹たち。
そんな中で、突如として現れた、一人の“少女”──。
“彼女”の登場は、果たしてそれぞれの心に何をもたらすこととなったのか…そういったポイントにも目を向けつつ、今週もまた、のんびり感想を綴っていこうと思います。
①“幼なじみ”、襲来。五つ子、動きます。
さて、そんなわけで本編。
初日の忙しさとは裏腹に、急遽休んでいいと言い渡されて、手持ち無沙汰になってしまった風太郎でしたが、そんな彼の前に、まさかまさかの竹林さんが姿を現しました。
風太郎の過去回想、過去編などの様子から、かなりしっかりしてそうな美少女、といった印象を受けていましたが、ここまでの美人さんになっていたとは…。
『写真の子』、あるいは五つ子と出会うことがなければ、風太郎もやはり、心底彼女に惚れ込んでいたのではないかと、そう思わずにはいられませんでしたよ(汗)
また、ただ可愛いだけではなく、小学生時代からの風太郎との仲の良さも未だに健在。
そういったアドバンテージ(?)も完璧に生かしながら、見事に場をかき乱してくれましたね。
(にのいつエンカウント)
個人的には、再会のシーンの構図や、手を引いて風太郎を連れ回す様子など、まさしく“六年前の出来事”と対比されるように描かれていた点が強く印象に残りました。
そして、そんな二人の様子を、四葉ちゃん本人が影から見ていたというのが、なんともまた胸を締め付けられる描写であったように思います。
黒薔薇女子時代の大きな失敗を経て、『姉妹のため』に生きることを誓った四葉ちゃん。
愛する姉妹の幸せのために、大切な思い出も、胸の内に秘めた“想い”も、心の奥底に封じ込めてきた彼女ではありますが、五年以上も抱え続けてきた感情をなかったことになどできるわけがありません。
「私の方が上杉さんのこと…」
──『好き』、なのですよね。やっぱり。
ずっと隠してきて、『零奈』を介して『さよなら』までして、必死に意識しないようにしてきて…それでもなお、忘れられなかった。忘れられる筈がなかった。
ねぎ先生がこのタイミングで竹林さんを登場させたワケ──それには、風太郎の成長を描くことはもちろんのこと、他でもない四葉ちゃん自身に、どうしても風太郎のことを諦めきれていないことを深く認識させる意図もあったのではないかとも思います。
四葉ちゃんの涙に表れていたのは、それを自覚してしまったが故の自己嫌悪、そして、きっと自分が選ばれることはないのだろうという深い悲しみの念…といったところでしょうか。
正直なところ、もし仮に、風太郎の選んだ相手が彼女なのだとしても、現段階での四葉ちゃんが告白を受け入れられるとは考え辛い、というのはある程度の共通見解であると思います。
未だ『やりたいこと』を見出せないままであり、『自分の幸せ』を願えないという大きな『枷』に縛られたままの彼女では、やはり確かな“未来”にへと足を進めることはできない。
そして、だからこそ、これまで幾度となく繰り返して来たように、四葉ちゃんを解き放つための“鍵”が必要となっている。
それがどこにあるのかは未だに検討もついていませんが、個人的には、やはり六年前の『思い出』なんかが関わってくれていたらいいなと思います。
もしそうでなくとも、どうか、学園祭の間にも彼女の解放に向けてのエピソードが展開されていることを願うばかりです。
また、竹林さんが口にした、「幼なじみであり、風太郎にとっての『先生』である私の方が親しい」と、そういった意味合いの挑発にも自信満々の表情で返す五月の姿も、今週話の見所の一つであったように思います。
あくまで私個人の感想ですが、何度読み直してみても、五月のこの言葉は、“無自覚の好意”が滲み出たものだったのかな…という印象を受けてしまうのですよね。
風太郎が自分を選ぶ可能性。
二乃からそれを指摘されて、困惑することはあれど、即刻否定するわけではないあたり、かつて『どうかしてます』とまで語っていた彼女の面影はもうどこにもありません。
作中における転機となる場面で、いつだって風太郎に必要な言葉を与え、彼の『変化』『成長』に寄り添ってきた、『五等分の花嫁』、正真正銘のラストヒロイン・中野五月。
そんな彼女が風太郎に抱いている気持ちは、果たして『恋』と呼べるものなのか。
そしてまた、風太郎が五月を選んだ時、彼女は何を思い、どんな返事をすることになるのか。
全くもって予想が付かないといったところからも、四葉ちゃん同様、彼女は非常に気になる存在です。
(五人全員が『特別』)
まぁいずれにしても、風太郎にとって五人が『特別』なのはもう充分すぎるほど伝わっていますし、私としては、彼が選んだ子ならば、たとえ誰が相手であっても応援する所存ですけれどね!
大切な“幼なじみ”であり、『生徒(=弟分)』であった風太郎の成長を目にすることができて、竹林さんとしても満足できたはず!
彼女が姉妹たちに与えたであろう影響や、その他の伏線(フラグ)などに目が行きがちですが、今回は竹林さんという一人の女の子が、めちゃんこ可愛くて良い子だったという最高の回でもありました!!
そんな竹林さんを全力でリスペクトしつつ、覚悟を決め、今こそ“好きな人”と向き合わんとする風太郎に、私からも一言残しておくことにしましょう。
「頑張りなよ、風太郎」
②気になったポイントについて
さて、前回の引きには全く触れずに終わった今週話。
一方で、このページにて何やら複線になりそうな描写がいくつかありましたね。
…とは言っても、そのほとんどは先週話の感想記事で言及したものでしたが。
❶謎の人影
❷燃える紙
❸演劇のキャスト変更
❹謎の人影2(以下、ハゲとする)
❶に関しては、マルオ説が濃厚でしょう。
いやもう…火を見るよりも明らかですね。ハイ。
ただ、彼がこの学園祭をどう過ごしたのかは非常に気になるところ。勇也との意味深なやり取りのこともありますし、この件について描かれるまで、楽しみにしたいですね。
❷…前回の感想記事で述べたように、たこ焼き屋台の紙片が燃えている、というのが考えうる可能性としては濃厚であるように思います。
そうなると、学級長たる四葉ちゃんや、たこ焼き派の実質的リーダーであった二乃も何かしら動かざるを得なくなるかと思われますが、果たして…。
❸…これはなかなかに意味深でしたね。結局あの後、四葉ちゃんが演劇部からの依頼を引き受けた…というのが濃厚そうですが、今の彼女の精神状態で依頼を無事こなせるかと言われると、かなり厳しいように思われます。(もしかしたら❷のような問題と重なる可能性もありますし)
なればこそ、今回で四葉ちゃんの想いに気付いた三玖が、得意の入れ替わりを駆使して舞台に上がりながら、同時に彼女の心に救いをもたらす、といった展開が織り成されるかもしれません。
変わらぬ美しい姉妹愛に期待したいところ。
また、この時風太郎が行ける場所として頭の中で思い描いていたのはどこなのかを考えてみると、やはり演劇の公演が妥当であるように思えます。(入場無料の文字などからも推察可能)
上記したような展開の場合、風太郎は三玖を見分けることができるのか…といった点も、見所の一つとなるかもしれませんね!
❹…ハゲは謎のおじさん説が濃厚でしょう。
前回の記事で、五月が集合時間に遅れた点、謎のおじさんの行き先が食堂だった点から、あの時五月とおじさんの間に“何か”があった可能性について示唆しましたが、今週話を経て、その可能性は格段に上がった気がします。
(色々なこと…?)
果たして、あのおじさん…もとい、ハゲは一体何者なのか…。
一応、私としては『有名講師』説を推していきたい(根拠なし)ところですが……現状では、やはり何も言えないのはもどかしいところです。
さて、気になったポイントについての言及は以上。
そろそろ今週話の総括に入っていこうと思います。
◎まとめ
はてさて、今週の感想をざっくり一言でまとめますと…
風太郎が選んだのは誰!?…って話です!
余程の超展開が発動しない限りは、風太郎がここで選んだ相手は、つまりは『未来の花嫁』であり、いわゆる“鐘キス”の相手とイコールで繋がることになるわけですが…果たしてそれは誰なのでしょうか。
キスに至るまでの動機や、現状で未だにあの一件を明かしていない点などを考えていくと、やはり四葉ちゃん、一花の二人が妥当性が高いのは、もはや周知の事実。
二人に共通する『過去に風太郎と接点を持っている』という点も、ヒロインとしては確かに『特別』な要素であるとも言えるでしょう。
しかしその一方で、無限大の可能性を秘めたラストヒロイン・中野五月の存在も決して無視はできません。
上杉家との家族絡みの付き合い、いつだって風太郎の『変化』『成長』に寄り添ってきたという安心と信頼の実績…そして、『零奈』として接した時間──。
一花や四葉ちゃんとは種類は違うかもしれませんが、五月もまた、どこまでも『特別』なヒロインなのですよね。
無論、二乃や三玖に『特別』な要素がないわけではありませんが、とりわけ強力な要素を持つこの三人こそが最有力候補となり得るのではないかなというのが、現時点での私の見解であります。
もしかしたら、六年前のことを明らかにする意味も含めて、実はこの三人を待たせている可能性もゼロではないのかもしれませんね。
正直、語りたいことは山ほどありますし、まだまだ考えるべきポイントは尽きませんが、私としてはひとまず候補をこの三人に絞って、次回までに作中の振り返りなどをしていく所存であります。
来週話は、時系列が戻って二日目、三日目の様子が描かれるのか、はたまたいきなり風太郎が誰を待たせていたのか発覚するのかは分かりませんが、また一週間を楽しみに待ちたいと思います!
【五等分の花嫁99話感想】遂に幕開けた学園祭!! 果たして、風太郎の導き出す『答え』とは…!!
(五等分の花嫁99話:『日の出祭 初日』より)
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今週の五等分の花嫁、読了しました。
目まぐるしい場面転換が続いた末に、ようやく一息吐けた場面にて、狙い澄ましたかのように目に飛び込んできた“例のシーン”──。
私サッチソにとってその衝撃は凄まじく、正直なところ、こうして文字を打っている今現在でも、心臓がバクバク言っております(笑)
先週話でもそれとなく触れられていた、風太郎が出すことになる『答え』。 皆さん既にご存知の通り、今週話は、その輪郭たる部分が露わになった回でした。
そうなると、やはりこの学園祭編こそが、風太郎と『未来の花嫁』にとって、特大のターニングポイントとなってくれるのではないか…という期待が芽生えてくるというものです。
不穏さ全開の幕引きのおかげで、何かと複雑な感情は拭いきれないところではありますが、ひとまずは風太郎の気持ちについても前進があったことを喜びつつ、今週ものんびり感想を綴っていこうと思います。
①『日の出祭 初日』
さて、本編。
今週話は、全体を通して、風太郎たちが慌ただしく動く様子が描かれていました。
せっかくなので、風太郎や姉妹たちそれぞれの活躍(奮闘)などを振り返りつつ、色々と言及していきたいと思います。
まずは二乃。
冒頭から、オープニングアクトに参加する彼女の姿が描かれました。
「なんで私がこんな目に!」、なんて文句を垂れながらも、我々読者の心共々、見事に会場を沸かせてくれましたね。
しかも、これがきっかけで二乃の校内人気は急上昇!!
キャンプファイヤーの一件から考えて、これまでの二乃は、本来の魅力を発揮する機会に恵まれないまま学校生活を送っていたのでしょうから、これは良いきっかけになってくれたのではないかと思います。
ただ、多くの人が彼女の魅力に気付きつつあることを嬉しく思える一方で、少しだけ“雲行きが怪しくなってきた”ような感じもあったのもまた事実。
それに関しては、後ほど詳しく考えていきたいと思います。
次は、パンケーキの調理担当として活躍を見せる三玖。
クラスメイトに作り方を教えたり、途中でやって来たらいはも『うま うま』と満足げな表情を見せていたりなど、かつての料理下手な三玖の面影はどこにもありません。
無論、美味しく作ることができるのは、まだパン系の料理に限った話であるのかもしれませんが、それだけでも、我々読者の心に感慨深さをもたらすには充分です。
出店の営業は二日目、三日目とまだまだ続くのでしょうし、来週以降の三玖の活躍には期待したいですね。
どうか、無事平穏に終わってくれることを願うばかりです。
今度は、我らが大天使・四葉ちゃん。
学級長としての仕事をこなすほか、演劇部の公演のお手伝いなどでもしっかりと活躍をしてくれたそうで、何だが私まで誇らしく思えてきましたよ…!!(病気かな?)
何かと不安はありましたが、『七つのさよなら』の時のように、一人で抱え込んでいる様子もなく、初日に関しては一安心。
…と、言いたいところですが、やはり“例の件”については気にかかるところ。
これに関しても、また後述していきましょう。
姉妹ラストは五月です。
学園祭を返上して、自習に励む彼女。(今回座っていた席が、初めて出会った時に風太郎が座っていたと思しき席だったのがなんとも…)
焼きそば、からあげ、といった食べ物の単語を耳にして集中を掻き乱される姿は、非常に愛らしいものがありました。
思わず、「我慢しなくていいんだよ?」と口を衝いてしまいそうになりましたよ(笑)
『先生になる』という大きな目標を掲げる五月にとって、今は勉強が最優先事項であることは重々承知の上ですが、せっかくの機会なので、彼女にもちゃんと学園祭を楽しんで欲しいというのが、私の本音です。
それに関しては、おそらく“どこかの誰か”も同じ気持ちの筈ですので、二日目以降、五月が連れ出されるような展開を見られたらいいなと思います。
それではいよいよ、皆さんお待ちかねの風太郎の番です。
率直な感想から言いますと……いやもう、凄まじい働きっぷりでしたね(汗)
特に、体力や人との関わりなど、勉学に励む上で、これまで自身が切り捨ててきたものたちと真正面から向き合う彼の姿が描かれた点は、なんとも印象的でした。
相当無理をしていたのは、もはや言うまでもありませんし、実際に倒れかける描写まであったわけですが、今回、そうまでして彼が動き続けることができたワケ……
それはきっと、五人に自分の『覚悟』を伝えるという、気概があったからこそなのですよね。
風太郎が吐露していたように、彼は五つ子みんなが好きで、六人で過ごす時間が好きで…いつまでもこの関係でいたいと思う気持ちがある。
それは紛れもない本心なのでしょう。
でも、たった今、自分の“答え”を求めている子(特に三玖)たちがいて……何より、他でもない風太郎自身が、その胸の内に潜む、確かな“恋心”を自覚しつつある。
きっとだからこそ、いつか四葉ちゃんに語っていたように、『決めなければならない時』がやって来たとして、今回『覚悟』を伝えるに至ったのではないか──というのが、この一連のやりとりにおける、私なりの解釈です。
(誰も選ばないというのなら、『このままの関係でいたい』という言葉そのものが“答え”であった筈なので、やはり風太郎の想いは、現時点で既にたった一人に向けていると考えるのが妥当であるように感じました)
風太郎自身の気持ちの整理のために、学園祭の最終日までは答えを出さない、ということで今回はひとまずの決着を見せたわけですが、果たして学園祭編はどんな顛末を迎えるのか…。
今から気になって仕方がありません!
風太郎の気持ちに関しては、これまでのお話の中でも充分にヒントが隠されていそうでもありますし、それらを探すことも含めて、また一つ、来週までの楽しみが増えたのではないでしょうか!!
②終わらない初日
さて、本稿冒頭でも言及しましたが、今週話は不穏さ全開の幕引きでした。
『初日は無事に終わりなんてしなかった』といった点から、“問題”は既に発生していることが予想されるわけですが、果たしてそれはどのようなものなのか。
想定される問題や、個人的に気になったポイントなどについて、いくらか言及していこうと思います。
一つ目は、たこ焼きの屋台にて、紙片の放置が原因のトラブルが発生している(た)のではないか、というもの。
今回の風太郎は、忙しさのあまり屋台を見てやることが出来なかったため、風太郎の与り知らぬところで発生するトラブルとしては、妥当であるように思えます。
二つ目はもちろん、演劇のこと。
単純に考えて、この場面では、四葉ちゃんが二日目の公演に出るように頼まれ、やむなく了承した…という事態が予想されます。
が、一つ目のトラブル(仮)が発覚すれば、当然学級長たる四葉ちゃんは対応に追われる筈ですし、そういった点などが絡み合って、また一波乱あるのではないかと、個人的には考えています。
三つ目は、二乃の知名度上昇と、広場にいたという二乃(偽)について。
二乃(偽)に関しては、単に一花が、正体がバレないよう、二乃の変装をして学祭に参加していた…程度に考えております。こちらに関しては、一花個人が迷惑を被ることはあれど、特にトラブルの種にはならないのかなと。
しかし、その一方で、二乃の知名度上昇に関しては、トラブルの種となり得るのではないかと思います。
というのも、二乃の行動がかなり制限されるようになった可能性が出てきたからです。
これにより、一つ目として想定したようなトラブルに対応するために二乃が動こうとしても、身動きが取れない、といった状態に陥るかもしれません。
個人的には、そういった事態は起こりつつも、マルオの助けによって収束する…といった展開を見たいところですけれど。
果たして二乃人気の上昇は、本編の展開にどんな影響を及ぼすのか…。気になるところです。
四つ目は、謎のおじさんについて。
普段の私ならばあっさりスルーしていたところなのですが、この人物の進む先に食堂があったといった点がなんとも意味深に思え、こうして注目し、言及することにしました。
風太郎が考えているように、この時点で集合時間まで残り五分。
この時既に動き出していてもおかしくない(自習の続きは教室でもできる)はずの五月が集合に遅れていたという事実を踏まえると、食堂にて“何か”があった可能性があります。
(「ずっと我慢していた」という発言から、食べ物を買っていたというわけではない)
そして、その“何か”として考え得るのは、当然この人物との接触です。
この人物が何者なのかについては、妄想の域を超えることはありませんが、例の“有名講師”たる可能性はゼロではないかもしれません。
事実は不明ですが、五月のこの意味深な発言も、彼との接触が何かしらの影響を受けてのものなのではないかと、ひっそりと妄想を働かせております。
謎のおじさんの正体が語られることはあるのか…また、一人自習に励む五月が、学園祭を楽しみ、その心持ち(=風太郎への気持ち)にも変化が表れることがあるのか…来週以降の展開に大きく期待したいですね!
そういったところで、そろそろ今週の総括に入っていこうと思います。
◎まとめ
はてさて、今週の感想を一言でまとめますと…
風太郎の『答え』がめちゃくちゃ気になるって話です!
当ブログとしては、風太郎が既に一人に想いを寄せているという解釈で感想を綴ってきたわけですが、その一人とは一体誰なのか。
もちろん、私個人の感情としては、それが推しである四葉ちゃんであって欲しいという気持ちはあります。
しかし、実際のところ、私が何よりも望んでいるのは、風太郎の『答え』、もといその先に待ち受けている展開が、心の底から『面白い』と思えるようなものであることです。
勝手にハードルを上げてしまっている自覚はありますが、ねぎ先生ならばきっと、そんなものはあっさり超えてくれると信じております!!
次回は連載100回目といったところで、何かしらのサプライズも用意されていそうでもありますし、そうした部分も楽しみにしつつ、また一週間、首を長くして待ちたいと思います。
【五等分の花嫁98話感想】三玖の想いと、風太郎の覚悟。学園祭が遂に始まる…!!
(五等分の花嫁98話:『終わり掛ける日常』より)
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今週の五等分の花嫁、読了しました。
合併号による休載を挟み、二週間ぶりの更新となる今週話。
『終わり掛ける日常』なんて、ほんの少し不穏な感じもするタイトルではありましたが、本編でメインを飾る三玖の可愛いらしさや、麗しさ全開の五月が描かれたことで、そんなものはあっという間に和らいでいきました。
二週間もの間、首を長くして待っていた甲斐があったというものです!
また、終盤の風太郎のモノローグもなかなかに印象的で、ここ数話においても特に強調されてきた『終わりへの予感』を、よりいっそう意識させられる回であったように思います。
新たに気になる点もいくつか出てきたところでもありますし、そういった部分にも着目しつつ、今週もまた、のんびり感想を綴っていこうと思います。
①伝えなければならないこと
本編では、前回の引きから大いに期待されていた、三玖と風太郎のデートシーンが描かれました。
そして、デートスポットとして三玖が選んだのは、水族館!
アニメ放送期のTwitter限定動画において、『恋人ができたら一緒に行きたい場所』として挙げられていたことを知っていたので、もう開幕から胸がいっぱいになりましたよ…!!
おそらくは修学旅行以来となるデートが紡がれる中では、クラスでは結局、「たこ焼き」と「パンケーキ」の両方をやることになったこと、学園祭の準備で学級長たる風太郎と四葉ちゃんがかなり忙しく過ごしていることなどが語られました。
そのせいもあってか、デート中に風太郎がかなり疲れた様子を見せたりするわけですが、そうした事情を把握しながらも、今回三玖が風太郎をデートに誘った理由…
それは、“大学に行かない”(=夢にまで真っ直ぐ突き進む)意思を伝えるためでした。
無論、三玖とて、『フータローと同じ大学に通いたい』といった思いがないわけではありません。
「教師」と「生徒」という関係から始まった、中野三玖の『恋』。
思うような結果が残せなかったり、学年末試験では悔しい思いをしたりしながらも、ひたむきに勉強を続けてきたからこそ、模試でA判定を出せるほどに成長し、風太郎と同じ大学に通える可能性もゼロではなくなったわけで。
何より、風太郎が三玖たちの大学合格を心から喜んでくれるだろうということを、三玖は知ってる。それ故に、大学進学という選択肢も、彼女の中では決して悪くないものだった。
『もう自分の夢に進みたくて仕方ない』
でも、彼女はもう、立ち止まってなどいられないのですよね。
元々、『フータローに好きになってもらえる私になる』ために歩み始めた料理の道ではありますが、修学旅行での一件などを通して、いつしか三玖自身の『夢』となったそれは、大きな活力となって、いつだって彼女の背中を強く押してくれています。
もう何一つ怖いものはない。私は自分自身の意志で飛ぶことができる。
ペンギンの比喩によって表されていたのは、三玖のそんな思いと、彼女がこの一年間を通じて培ってきた『自信』といったものだったのではないかな…なんて、個人的には思っています。
(3回目の告白)
“卑屈馬鹿”で、修学旅行時点ではまだ「勝ち目がない」と語っていた彼女が、今一度自らの想いを伝え、フータローの…自分の“特別”な人の答えを求めている…。。。
連載当初から彼女の恋路を見守ってきた者としては、この上なく感慨深いものがありました。
そして、だからこそ、三玖の“想い”を受けた風太郎が何を思ったのか気になるって話です。
この時風太郎が『伝えなければならないこと』として考えているものの中に、二乃と三玖に対する返事があるのは当然ですが、個人的には、『零奈』、『写真の子』に抱いている気持ちも含まれていて欲しいなと思います。
彼女たちに対する“今”の風太郎の気持ちに関しては、正直不明瞭な点が多いですし、学園祭編では、そうした点にもフォーカスした展開が用意されていることに期待したいところ。
また、本編終盤にて登場し、特大の存在感(正妻感)を見せつけてくれた五月が語ってくれたように、五つ子たちは風太郎との出会いを後悔することなんて絶対にありえない。むしろ、心の底から良かったと思っているのは自明です。
五月たちには、四葉ちゃんに今一度はっきりとそれを伝えてあげて欲しいし、この学園祭編を通して、今度は風太郎が五つ子ちゃんたちに伝えられるようになって欲しいなと思います!
風太郎、止まるんじゃねぇぞ。。。
②新たなる疑念
さて、三玖や五月による尊さ溢れる展開が織り成されている一方、本編冒頭では、勇也とマルオとの間にて、意味深なやり取りが描かれていました。
果たして、“何(誰)”が来ているのか。
どうして突然、同窓会をしようなどと言い始めたのか。
自分なりにいくらか思案してみましたが、“何(誰)”という点で一番しっくりくるのは、やっぱり五つ子の実父(以下、クズとする)なんですよね…。(まあ、例のごとく根拠はゼロですが)
それはいいとしても、そこでどうして『同窓会』なのか…という疑問は残ります。
私としては、クズと五つ子ちゃんたちの接触を避ける(守る)目的があるのかななんて、考えているところです。
クズもまたマルオたちの先生だったのだとしたら、勇也もクズの為人、零奈さんと別れた事情なども知っているわけでしょうし、警告に来たのも頷けるのかなと。
もしもそうなら、大切な娘たちのためにもマルオが学祭を訪れ、下田さん、勇也などと共にクズと対峙する熱〜い展開にも期待できるのではないかとも思います!
また、そうした時こそ、いよいよマルオと五つ子ちゃんたちが、『真の家族』になれる瞬間が訪れるかもしれません!
正直、まだまだ何とも言えないことばかりですが、今後の父親たちの動きには注目していきたいですね!
そういったところで、そろそろ今週の総括に入っていきましょう。
◎まとめ
はてさて、今週の感想をざっくりまとめますと…
来週からの学園祭編が楽しみすぎるって話です!
以前の感想でも書いた気がしますが、3日間開催というのが、何よりもアツい!
もしかしたら、この学園祭編は『七つのさよなら』編にも並ぶ、過去最大の長編になるかもしれませんね。
個人的な話で本当に申し訳ありませんが、目先の楽しみとしては、やっぱり四葉ちゃんの演劇参加です。
黒薔薇女子時代、『七つのさよなら』編と、人助けに励むあまり、失敗をしてしまった四葉ちゃん。
今回もまた一波乱あるのではないかと思いますが、今度は四葉ちゃん自身の力で事態を乗り越えるなど、彼女の成長をお披露目する機会になれば良いなと思います!
この学園祭編が、彼女の将来的な『やりたいこと』を見出すきっかけとなったり、風太郎への恋心に関しても前向きになれたりするエピソードとなってくれることを願うばかりです。
中野四葉に祝福あれ!
【五等分の花嫁97話感想】二乃が触れた父の愛! 学園祭は中野家に何をもたらすのか!?
(五等分の花嫁97話:『変わり始める日常』より)
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今週の『五等分の花嫁』は巻頭カラーでした。
しかも、五つ子ちゃんたちの出で立ちは92話の水着姿!
本誌に掲載された時は、『最初で最後の水着回』なんて仰られていたねぎ先生でしたが、まさか、こういった形で再び五つ子ちゃんたちの水着姿を描いてくださるとは……。
毎度毎度のことではありますが、先生には感謝しかありません!
開幕から、
エッッッッッッ!!!!!
と、心の中(\_(・ω・`)ココ重要!)で叫びましたよ(笑)
最近の本編の展開はさることながら、アニメ二期の決定や、『五等分の花嫁展』の開催なども相俟って、ますますの盛り上がりを見せている当作品。
私たちがこの作品と出会い、現在リアルタイムで展開を追うことができているという“奇跡”を今日も今日とて確と噛み締めつつ、今週もまた、のんびり最新話の感想を綴っていこうと思います。
①二乃が触れた父の愛
まずは冒頭。
前回の不穏さ漂う引きから何となく予想はついていましたが、風太郎たちのクラスにて、たこ焼き派(男子)とパンケーキ派(女子)が衝突する様子が描かれました。
若干戸惑いながらも、『提案者として最後まで責任を持つ』と、相変わらずのイケメンっぷりを発揮する二乃ではありましたが、それでも女性陣は納得せず、話は平行線を辿るのみ。
それもその筈で、女子(のリーダー格)たちは、何も「たこ焼き」そのものに心底反対しているわけではなくて、“二乃が『たこ焼き派(=男子側)』に立っていること”に納得できていないのですから。
(女子たちの考え)
まあぶっちゃけ、それはただの勘違いなのですけれどね。
二乃の意中の相手は言わずもがなですし、彼女が「たこ焼き」に賛成した理由に、「データ集めをしてくれたフー君の努力に報いたい」といったような思いはあれど、決してアピールのつもりはありません。
そも、裕輔(武田くん)の意中の相手は…まあ、その…あれですし…。。。
いずれにせよ、女子たちの誤解が解かないことにはクラスの状況は変わらないままですし、何より、風太郎の目指す『最高の学園祭』はあり得ない。
だからこそ、風太郎は“陰でコソコソ”と動いて、問題解決に努めていたのですよね。
(思えば、二乃と女子とが一度衝突しかけた時にタイミング良く現れたのは、偶然ではなかったのでしょうね)
女子たちからは『妄想はやめよう』なんて、まるで信じてもらえない風太郎ではありますが、その不器用さがどこまでも彼らしく、そしてまた、二乃にとっては心の底から嬉しいことであり、
同時に、どこまでも不器用な父の姿が重なった。
昔、亡き母が作ってくれていたパンケーキ(思い出の味)。
三玖が屋台のメニューとして提案するなど、二乃だけでなく、五つ子ちゃんたち全員にとってとても大切な思い出であることは想像に難くありません。
それを簡単に忘れて欲しくないからこそ、マルオは店に連れて行くことを頑なに聞き入れず、その一方で、調理器具などを与えて、自分の力で作れる(再現できる)ようになって欲しいと思ったのですよね、きっと。
今回を通して二乃に伝わった、父から向けられていた、確かな『愛』。
今度の学園祭では、娘たちからの『感謝』などが、マルオにもしっかりと伝わってくれることを願うばかりです。
マルオさん! 学園祭、絶対に来てくださいねっ!?
②五月の屈託
さて、二乃に関して思わず胸が熱くなる展開が織り成されている傍らで、今回は五月の進路にも少し触れられました。
模試の結果が振るっていないことを風太郎に相談しようとするも、やはり『申し訳ない』といった気持ちから、未だ相談できずにいる五月。
そんな中、二乃の判定が(受ける大学を選んでいるとはいえ)B判定だったことを知り、取り乱しながら『学校の先生なんて夢のまた夢』とまで宣う姿は……えっと、その…可愛かったですハイ←
(取り乱す五月さん←可愛い)
ま、まあ、彼女の進路に関してはまだまだ何とも言えないのが正直なところ。
一先ずは、『立ち直れないほどのショックを受けていた』というわけでないらしいのは、幸いなのかもしれません。
風太郎の進路も『教育学部』の可能性が濃厚である以上、今後彼と同じ大学を目指す“超王道”展開もあり得ますし、五月には早急な現状打破が望まれますね…(誰目線)
まあ、個人的には、じっくりと悩んで、風太郎にもしっかりと相談した上で、五月なりの結論を出して欲しいところですけれど。
直接学園祭編の展開に関わってくるのかは分かりませんが、五月の成長のためにも、『有名な講師による特別教室』とやらには期待したいですね。
…二乃の『怪しい』発言のせいで、何故か不穏な感じがするのは気のせいだと信じたい。
とまあ、そういったところで、今週の総括に入っていきましょう。
◎まとめ
はてさて、今週の感想をざっくりまとめますと、
三玖と風太郎のデート回が楽しみって話です!
奇しくも、前回の合併号明けのエピソードも風三のデート回(しかも告白シーン付き)であったといったところで、次回もかなりの期待が持てるのではないでしょうか?
変わり始めた日常の中、“変わった”三玖と風太郎はどんな一日を過ごし、何を思うことになるのか……そういった部分にも十分に期待を寄せつつ、この二週間、首を長くして待ちたいと思います!
【五等分の花嫁96話感想】遂に始まる“最後”の行事! 進み続ける日常の中で、四葉の心も動き出す!?
(五等分の花嫁96話:『進み続ける日常』より)
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今週の五等分の花嫁、読了しました。
今回のお話では、学園祭に向けての準備が進んでいく中で、“最後”や“受験”といったワードが否が応にも目に留まるように描かれていましたね。
これまでも何かと示唆されていましたが、先週までのストーリー展開ではっきりと認識させられたように、風太郎と五つ子ちゃんたちが高校で共に過ごせる時間は、そう多く残されているわけではありません。
なればこそ、ここからの展開はより一層目が離せない、まさしく『正念場』になりそうです。
高校“最後”の学園祭を迎える中で、彼ら彼女らはどんな経験し、一体何を思うことになるのか…。
そういった部分にもしっかりと目を向けつつ、今週ものんびり感想を綴っていこうと思います。
①学園祭へ向けて
まずは冒頭。
学校へ向かう姉妹の背中を見届ける一花の様子が描かれるとともに、学園祭が執り行われることが明らかになりました。
一花の休学期間は、九月の長期ロケが終わるまでと考えていいのでしょうが……今後しばらくは彼女の制服姿を拝むことができそうもないのは、やはり寂しいものがありますね。
その代わりといっては何ですけれど、学園祭の方にもちゃんと顔を出して、また風太郎をからかう姿が見せて欲しいところです。
ビバ、からかい上手の一花さん!
そして、肝心の学園祭はというと、まさかの三日間開催であったことが発覚。
正直、これはなかなかにアツい展開が続くことが期待できるのではないでしょうか…!!
ラブコメ作品において、学園祭というイベントがかなりの重大イベントであることは言わずもがな。
どこぞのか◯や様たちが大人キッスにまで至ったように、風太郎の恋愛事情にも大きな変化が訪れてくれることに大きく期待したいところです!
②それぞれの懸念
さて、そんなドッキドキの学園祭が刻一刻と迫る中、思い悩む少女たちが若干名。
その一人は、我らが大天使・四葉ちゃん。
本編では、学級長の仕事で風太郎を呼びに来たところで、教室で一人机に向かう彼の横顔に見惚れるシーンが描かれました。
……。………。
いや、可愛すぎかっ!!!!!!!
もう一度言います。
可愛すぎかっ!!!!!!!
一方で、風太郎の前から逃げるように立ち去り、必死に鼓動を抑えようとするその姿は、読んでいて思わず胸が締め付けられるところでもありました。
『今になって』鼓動が疼き出したワケ──それはもはや言うまでもなく、一花の言葉に強く心を揺さぶられたからなのですよね。
であればこそ、今回の様子から見ても、(将来のことは一先ず置いておいて)今の四葉ちゃんの『やりたいこと』に、風太郎という存在が大きく関わっていることは明白。
個人的には、それが過去の出来事や、自らの想いを含めて、『全部を打ち明けること(=再び“風太郎君”と呼ぶこと)』であって欲しいなと思っています。
逃げてしまったのも、彼の邪魔をしたくないといった思い以上に、“全部”が溢れてしまいそうになってしまっていたからだと考えると、腑に落ちる点もありますしね…。
いずれにしても、“最後”の学校行事に向けて、風太郎のやる気は十分。
そんな彼から頼りにされた(=必要だと言ってもらえた)といったところで、また一つ、四葉ちゃんの心は救われた筈です!
クラスメイトたちから続々と頼りにされている姿を見ていると、『お前はもう必要とされている人になれてるよ』と、風太郎の口からそれを伝えられる“いつか”の訪れを想像してしまい、思わず胸が熱くなってしまいますよ…!!
前々回のブランコの比喩でもあったように、彼女の『枷』は確実に壊れかかってきています。
今後紡がれていく学園祭のストーリーの中で、できれば四葉ちゃんの“将来”に関しても何か進展があることを願いつつ、みんなには精一杯学園祭を楽しんで欲しいなと思います!!
そして、その“みんな”の中には、当然この子も含まれています。
今回の描写を見ていると、学園祭編は、五月の“進路”に関してもフォーカスされていきそうな印象を受けますよね。
(一学期の模試の結果は、D判定)
もともとの成績を鑑みるに、これでもかなり健闘している方だとは思いますが…これまで熱心に勉強に取り組んできた五月からしてみれば、当然のことながら焦燥を禁じ得ない結果なわけで。
大好きな食べ物のお話にも特に反応を示さなかったり、相当に思い詰めていることが窺えます。
勉強で苦悩を味わうのは決して初めての経験ではないけれど、かの学期末試験や全国模試を通じて培った自信を挫かれたショックは、やはり簡単に隠しきれるものではありません。
個人的には、『風太郎に教えを乞うていてなおこの結果だったこと』が、五月にとって心傷の大部分を占めている可能性もゼロではないのかなぁとも考えております。
もしもそうだとすると、「このままじゃ上杉君に申し訳が立たない」といった思いに駆られて、今後かなりの無理をしてしまうような、そんな展開が織り成されるかもしれません。
(冒頭の眠そうな描写は、その予兆…?)
たとえどうあったとしても、やっぱり風太郎の言う『最高の学園祭』は、五月の笑顔があってこそなのでしょうし…彼には一刻も早く彼女の屈託に気付き、解放してあげて欲しいところ。
また、そうした時こそ、いよいよ五月が風太郎への恋心を自覚する時なのではないかと、日々妄想を膨らませております。
今回の五月の様子からは何かと不安が窺えますが、その一方で、確実に彼女の“覚醒”が近づいている気がしますよね!
彼女の今後の動向を含めて、また来週以降の展開が見逃せないものとなったように思います!
そういったところで、そろそろ今週の総括に入っていきましょう。
◎まとめ
はてさて、今週の感想をざっくりまとめますと…
文化祭当日がめちゃんこ楽しみって話です!
本稿では、四葉ちゃんと五月について特に注目して感想を綴ってきましたが、本編の方はまだまだ注目すべき部分はあります。
この時の二乃が思い浮かべている相手は当然マルオなのでしょうし、
本編ラストは、何やら不穏な空気が漂う引きでありました。
(三玖二乃の描写に関しては、パンケーキ派、たこ焼き派で一悶着あるのかもしれませんね)
まぁいずれにせよ、冒頭でも記したように、ここから先の展開が『正念場』となるのは間違いありません。
四葉ちゃんと五月の屈託や、風太郎の恋愛事情はさることながら、個人的には、マルオの心の内や上杉家関連などにも何かしらの掘り下げがあって欲しいところです。
来週からいきなり学園祭編がスタートするのか、はたまた、まだ準備期間の回が描かれるのかは分かりませんが、そういった部分にも期待を寄せつつ、また次の更新を待ちたいと思います!
ねぎ先生、どうか私たちに最高の夏をください!!
【五等分の花嫁95話感想】 語り、選んだ一花の道! 卒業へと向けて、また一つ季節が移り変わっていく!
(五等分の花嫁95話:『分枝の時②』より)
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今週の『五等分の花嫁』、読了しました。
今回のお話は…率直に言いますと、とにかく駆け抜けたお話(←日本語でおk?)だったなぁ…といった印象です。
無論、いつも通り五つ子ちゃんたちの可愛いらしさ全開で、皆さんご存知の通り、非常に“喜ばしいこと”もあったりしたのですが、やはり展開の速さは禁じ得ないように思えました。
ストーリー構成に大きく問題があるとは思いませんが、今後の展開に向けて、ねぎ先生がどんなビジョンを思い描いているのかは気になるところです。
…まあ、五つ子ちゃんと風太郎が笑っていられる世界がそこに広がっているだけで、私としては満足してしまえるのですけれどね!
若干話が横道に逸れてしまったような気がしますが…ともあれ、今週ものんびり感想を綴っていこうと思います。
①それぞれの思い
冒頭では、一花の出ているCMを見る二乃と五月の姿が描かれました。
相も変わらず「優等生」のセリフを口にする五月ですが、『一花を応援したい気持ちは本当』とのこと。
口調などを含め、母親の代わりを演じるという“在り方”が懸念とされる五月ですが、こうしたやり取りを見ている限り、我々が思っているよりも彼女はちゃんと前に進んでいるのかもしれません。
よくよく考えなくとも、『先生になりたい』という彼女の夢も、零奈さんへの憧れはあれど、他ならぬ“五月自身の意思”によって形作られたものです。
下田さんとの出会いや、彼女からの指摘が、やはり現在の五月にも大きく影響を与えてくれているのですね。
であればこそ、いよいよ『零奈』を介さない“真”の五月を目の当たりにできる日の到来が近づきつつあるように思えます。
個人的な話で申し訳ありませんが、実は『零奈』時の五月は結構好きだったりするので、今後も楽しみに待ちたいところです!
さて、場面は変わって、風太郎と三玖の対話へ。
三玖の勧めたバイト先は、彼女の勤める『こむぎや』だったようですね。
あの三玖が風太郎にパン作りを“教える”というのが、なんとも感慨深いように思えました。
店長さんが号泣するのにも納得です(笑)
そんな中での、三玖のこの問い。
当然我々は既にこの答えを知っているわけですが、それを“三玖に話した”というのは、なかなかに大きなポイントである気がします。
“内容も内容”でしたし、風太郎自身、直接伝えることなく事を遂行しようとしていましたしね。
もちろん紆余曲折あったのでしょうが、それを話せるだけ、風太郎の中で三玖が大きな存在となっているような印象を受けました。
プール回の時といい、三玖のヒロイン力が確実に上がりつつある現状に、サッチソさんは常に戦慄を覚えてますよ。。。
場面はさらに変わり、舞台は一花と四葉ちゃんのいる公園へ。
具体的にどんな話をしたのかは分かりませんが…この様子からは、あくまで確認を取った程度に見えます。
(というか、一花さん…写真は……?)
何かと疑問があるところではありますが、一花が四葉ちゃんと話に来た目的はただ一つ。
ふむ…。
現時点で一花が四葉ちゃんの気持ちに気付いているのは間違いないとは思うのですが…彼女は一体いつ頃から気付いたのでしょうか?
個人的には、修学旅行後からの期間で、現在の四葉ちゃんと似た立ち位置を経験したからこそ気付いていくことができたのかなー、なんて妄想を働かせているところです。
いずれにしても、
このシーンの対比がめちゃくちゃアツかった!!
予想通りの展開ではありましたが、着々と四葉ちゃんの“解放”への布石が打たれていく様子は、なんとも胸が熱くなるではありませんか!
四葉ちゃんの『やりたいこと』…それは当然、未だ明確になっていない彼女の進路にも大きく関わってくる筈…!!
すぐさま何か行動を起こす──なんてことはやっぱり難しいのでしょうが、今回の一花の言葉が、四葉ちゃんの心に何かしらの影響を与えたことは間違いありません。
いくら時間が掛かってもいい。
六人で過ごすかけがえのない時間の中で、少しずつ自分を受け入れていって、『やりたいこと』を見つけ出して欲しいですね!
その上で、六年前のことや、自分の気持ち…その全部を、“自分の意思”で打ち明けられる日が来てくれることを、私サッチソは心から願っています!
②夏の終わりと一花の選択
さて、いよいよ夏も終わりです。
誰が何と言おうと、終わりです。
展開的に特に問題があるは思いませんが、やはり物足りなさを感じてしまうのもまた事実。
個人的には、おまけ漫画やドラマCD、OVAなんかでこの間の出来事が語られて欲しいなぁとか思ってます(切実)。
というか、ねぎ先生本当にお願いします!!!!
と、そんな願望は一先ず置いておいて。
一花の退学を阻止するために、彼女のもとへ訪れる風太郎たち。
久々に登場の社長からも諦めるよう諭されるわけですが、風太郎も当然それは織り込み済みで、再度交渉に挑みます。
今回の彼のアプローチは、『自主映画』の撮影に一花を起用すること。
状況的に考えて、前回の「金足りねぇ」のワケは、これにあったと見て間違いないのだと思われます。
正直、若干の違和感はありますが…それに関しては今回はスルーしていきましょう。
交渉の中、風太郎は自分がここまでする理由を語っていきます。
「5人揃って笑顔で卒業 それができなきゃ俺が納得いかねぇんだよ」と。
けれど、そんなもの所詮は建前でしかありません。
(三玖さん、ナイス…!!)
真に風太郎を動かしていたのは、家庭教師を続ける理由を作ってくれた一花への感謝と、恩返しの気持ち。
そして──
他ならぬ五人と、『青春をエンジョイ』したいから…!!
これが、前回の交渉では伝えられなかった、風太郎の本心。
『お前が必要なんだ』という、真っ直ぐな思い。
……。…………。
いや、熱スギィィィィッ!!!!(失礼、少し興奮してしまいました)
大変お見苦しい様子を見せてしまいましたが、読んだ当初の私の心境は、実際にこの通りでした(笑)
どうすれば一花が救われるのかと、頭を悩ませながらこの一週間過ごしていましたが…答えはいたってシンプルだったのですね。
心の底から“好きな人”が、自分と居たいと言ってくれる。
その言葉が一花にとってどれほど嬉しいもので、救いをもたらしてくれるのか……想像するだけで、思わず目頭が熱くなってしまいました。
風太郎と出会い、『恋』をしたからこそ、女優として成功した現在がある。
知っての通り、良いことばかりではなく、愛する姉妹たちや、風太郎にもたくさんの迷惑をかけてしまいました。
けれど、いつか風太郎が言っていたように、失敗の経験は、必ず糧となってくれます。
そうした経験をしっかりと生かしつつ、これから先も一花には、女優として…五つ子の長女として…一人の女性として、もっともっと成長を続けて欲しいところです!!
久々に見せてくれた心からの笑顔も最高でしたよ!!
③そして、季節は移り変わる。
交渉の末に、一花は休学が決定。
九月に入って、いよいよ出発の時が訪れます。
大好きだから、離れたくない。
大好きだから、心から応援したい。
二乃のそうした思いが滲み出ているこのシーンは、非常に胸が打たれる一幕でした。
二乃が最後にああいった言葉を口にできたのは、他ならぬ彼女自身の『変化』の表れです。
彼女も一花と同様、魅力的な女性としてまた一つ成長していくんだなと、はっきりと予感させられることとなりました。
大学受験や、風太郎を取り巻く恋愛事情…まだまだ懸念は尽きませんが、モノローグの通り、卒業までのカウントダウンは既に始まっています。
それぞれが分枝を迎える中で、今後間違いなく姉妹たちが一時の別れを経験する瞬間は訪れるのでしょう。
しかし、そうした時こそ、今度は全員が笑って互いを応援し合えるような別れであればいいなと、しみじみと思います。
やばい、想像してたら泣けてきた…。。。
…なんだかとてもグダグタになってしまいましたが、そろそろ本稿の締めくくりに入っていこうと思います。
◎まとめ
はてさて、今週の感想を一言でまとめますと…
兎にも角にも、一花が最高すぎるって話です!
彼女の戦線復帰に関しては、これまでも信じて疑ってきませんでしたが、現在の展開に至るまでの過程もあってか、その感慨深さは凄まじいものがあります。
しかも何ですか、本編ラストでのあの様子は。
おそらく、暫くは好意を明確にはせず、随所で自分を意識させていくという、彼女らしい小悪魔的な戦略を立てているのでしょうが…今後は『からかい上手の一花さん』とでも呼べばよいのでしょうか?
またまた風太郎の新たな一面を見ることができそうでもありますし、控えめに言って最高です。
まあ、何はともあれ、来週以降の一花の動きには要注目ですね!
令和最初の夏を、ぜひとも『忘れられない夏』にしてもらいましょう!!
【五等分の花嫁94話感想】『夢』に突き進む一花! 悔いなく終わらせるために──『過去』の少女らは再び相見える。
(五等分の花嫁94話:『分枝の時①』より)
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今週の『五等分の花嫁』、読了しました。
眠い目を擦りながらマガポケを開き、のんびり本編の方を読み進めていった私サッチソではありましたが、ラストページに立ち入ったところで、『いよいよか…!!』という思いに駆り立てられ、すっかりアドレナリン全開になりました。(笑)
理由は…まあ、これまでにも私のブログを読んでいただけている方なら御察しかと思われますが、“彼女ら”が解き放たれる展開の訪れを、激しく予感させられることとなったからです。
恐らくは長編になると予想される、この【分枝の時】編。
まだまだ序盤ではありますが、この長編を終えた先に一体どんな展開が待ち受けているのか、今から楽しみで仕方がありません。
これから紡がれていくのは、五つ子ちゃんたちの『分枝』のお話。
その筆頭に立つ長女・一花の心情にしっかりと目を向けつつ、今週もじっくり本編を振り返っていこうと思います。
①一花の覚悟
まずは冒頭。
マルオから連絡を受け、一花の決断を知ることとなる風太郎の姿が描かれました。
『一花君からの申し出だ』というマルオの発言から考えるに、第91話における一花の電話の相手は、恐らくはマルオであったのでしょう。
風太郎はもちろんのこと、その話を聞いた時のマルオが一体何を思ったのかもまた、大いに気になるポイントですよね。
この長編では、そういった部分も少しは描かれることとなるのでしょうか?
今後の展開に期待したいところです。
ここで場面は切り替わって、先週のお話の続きから。
一花の話を、『聞こえない』とする二乃。
しかし、一花が話を止めることはありません。
なるほど…。
確かに、そうした事情を踏まえると、このまま学校に通い続けることは些か非効率的に思えます。
一方で、彼女の発言から読み取れる通り、『受けない』選択肢もあったのも恐らくは事実。
当然、今回の選択が彼女自身の『夢』のためのものであることは間違いありませんが、学校を辞めざるを得ないような道に自身を追い込むことにより、“未練”(=風太郎への恋心)を断ち切るつもりであったことは容易に想像がつきます。
…まったく、やっていることが“どこかの誰か”にそっくりですね。
「お仕事に専念したいから」
二乃の涙ながらの訴えも、その一言で一蹴されてしまいました。
一花の決断に対して、『応援する』という姿勢を示す四葉ちゃん。
勘のいい彼女のことですから、当然、姉の真意──風太郎を諦めるつもりであることには気付いていた筈。
なればこそ、それを口にした四葉ちゃんの心情が気になるというものです。
個人的に考えたのは、“風太郎を諦めるため”に動く…なんて、自分と似た立場にいる姉を応援することで、自分の“正しくない”在り方を肯定しようとしたのではないか、というもの。
そしてまた、それを決して“正しくない”こととして本人がきちんと理解しているからこそ、
「一花をお願いします」
この言葉が出てきたのではないかとも。
もしもそうだとしたら、今回この描写があったことは、確かな僥倖であったように思います。
四葉ちゃんが、もう一度真正面から自分の気持ちと向き合える日の到来…そんな兆しが読み取れる一幕でありました。
さて、場面はさらに移り変わり、舞台は学校へ。
先生への挨拶を済ませ、校舎の中を歩き回る中、一花は部活に励む同級生などともいくらか言葉を交わします。
CMに出演するなどして、まさに順調な女優業。
『有名人』だなんて言われて、一花も満更でもなさそうですね。
きっとこの表情に嘘偽りは無くて、彼女は本心から喜んでいるのだと思います。
だって、女優として成功することは、一花の『夢』なんですから。
それが確と伝わっているからこそ、作中の登場人物たちも、我々読者も、彼女の進む道を応援してあげたいと、心の底から思う。
…しかし、
姉妹として…同じ少年に恋をした“ライバル”として、文字通り誰よりも近くで一花を見てきた三玖たちには、当然思うところがあるわけで…。
「私といることがまだ辛い?」
風太郎への強い愛情が引き金となって、引き起こしてしまった、修学旅行での『事件』。
最終的には、三玖や姉妹にとって良い方向に収束してくれたわけですが…それはあくまで、結果論でしかありません。
姉妹の助けや、他ならぬ三玖の優しさがなければ、今も『戦争』は続き、姉妹の関係性も最悪のものとなっていたかもしれない。
当事者として、誰よりもそれを実感し、深く反省しているからこそ、
自分が許されていい筈がないと、
フータロー君を好きでいていい筈がないと、
本当の気持ちに『嘘』を吐いてまで、一花は自らの心を強く縛り付ける。
…繰り返しになってしまいますが、やはり彼女の現状は、“どこかの誰か”に非常によく似ています。
強い覚悟が故に、姉妹からの説得の言葉が届かないのもまた然り。
そうなるとやはり、彼女の心の解いてやるためにも、
この男の存在は必要不可欠のはず…!!
流石は我らが主人公、風太郎さん。
彼はただ突然現れたのではなく、きちんと一花の『本心』に寄り添う形で、最善の策を提示してみせます。
「また お前が個人的に俺を雇うんだ」
風太郎が止めにくるのは当然のこととして考えてはいましたが、そのアプローチ方法についてはイマイチ想像がついていなかったため、これには、「なるほど」と素直に感心させられました。
「ビジネスだ」…なんて言っている彼ですが、その胸中には『五人で笑顔で卒業して欲しい』といった思いがあるのは明白。
マルオから連絡を受けてから、なけなしの体力を振り絞ってここまで走っている姿、なんとか方法を見つけ出そうと先生に話を聞きにいく姿なんかを想像していると、なんとも胸が熱くなるではありませんか。
そしてそれは、きっと一花も同じだったと思います。
…が、
一花の意志は固く、あえなく交渉は決裂。
当然と言えば、当然の結果だったのかもしれませんが…やはり考えさせられるところがありますよね。
風太郎の傍にいられること、彼の優しさに触れられることは確かな幸福であり、救いでもあって…それでいて、自己嫌悪に陥る大きな要因でもある…。
正直、難しい…なんてものではない問題です。
彼女が本当の意味での幸せを得るために必要なもの…残念ながら、私にはまだそれがはっきりとは見えていません。
なればこそ、今後の展開を読み進めていく中でそれを見出せるよう、しっかりと本編を読み込んでいこうと、そんな覚悟を改めさせられたところでありました。
一花よ、あの日の笑顔をもう一度…!!
②それぞれの懸念
さて、ここでいくらか、個人的に少し気になった部分について、順を追って言及していこうと思います。
最初はこちら。
「本当にあんた自身の言葉かしら」
五月の言葉が、母・零奈を真似てのものであったことは言うまでもありません。
無論、それが本心であった可能性もあるのだとは思いますが…我々読者も、『零奈』を介してしか“本当”の中野五月を見ることができていない以上、彼女に関してはまだ何も言えないのが現状です。(以下は憶測)
ただ、風太郎が電話を受け取ってからの場面転換、四葉ちゃんの入浴のタイミングなどを考えるに、今回のお話の日付がまだ8月14日…つまり、零奈さんの命日のままである可能性がありますよね。
途中から二乃と五月の姿が見えなくなった点から、水面下で五月の本質に触れるためのエピソードが展開されつつあるのかもしれません。
やはり、五月に纏わるエピソードがないまま、8月14日のお話が終わるとは、少しばかり考え辛いところがあったので、こういった形で言及させていただきました。
…まあ、ただの願望なのですが。
というか、ばちこり終わってる可能性もあるのですが。
続いてはこちら。
三玖の勧めるバイト先となると、真っ先に『こむぎや』が思い浮かぶわけですが……うーん、このタイミングを考えると些か疑問が残りますよね。
この一件が、今後の展開に大きく関わってくるであろうことはなんとなく予想できますが、そこから先は何とも…。
これに関しては、本編で答え合わせが来るまでの『宿題』として、Twitterやコミュニティなどを見て様々な意見を取り入れ、自分なりの予想を立てていこうと思っております。
この記事を読んでいる皆さんも、何か考えていらっしゃることがありましたら、ぜひTwitterやコメント欄にいらしてください。
また、風太郎の「このままじゃ金たりねぇ」という台詞も、少し気にかかりました。
借金問題が解決していないことはもちろん分かっていますが、一度家庭教師をクビになり、マルオに認められるまでの期間には特にそのような素振りを見せていなったわけですし…。
五つ子たちのために何かを画策しているのか…あるいは、密かに借金問題が深刻化しているのか…。
まあ、十中八九、ただの深読みだとは思いますが。
これに関しても『宿題』にして、もう一度改めて考えてみようと思います。
皆さまも何かお考えがあれば、ぜひ協力お願い致しますm(_ _)m
それでは最後に、本編ラストに纏わるポイントについての話題に参りましょう。
「これでいいよね。 あとは…」
風太郎との話を終えた一花は、“何か”に思いを馳せながら、一人歩を進めます。
姉妹たちと話し、学校にも挨拶を済ませ、風太郎への気持ちにも自分なりに決着をつけた。
『悔いなく終わらせる』ために、最後のピースとなるのは…
六年前のこと…!!
以前からこの展開が来ることは予想していましたが、いざこうして本編で目の当たりにすると、いよいよワクワクが収まりません!
個人的には、四葉ちゃんが写真を渡されたり、彼女の視点では語られなかった“過去”が一花の口から語られたりするのかなぁ、なんて妄想を膨らませているところです。
加えて、一花が四葉ちゃんの気持ちに気付いているのか否かは、注目すべきポイントでしょう。
気付いている(or話の中で気付く)のなら、旅行での一件の対比として、一花が四葉ちゃんの背中を押すシーンが描かれるのでしょうし、そうでないにしても、四葉ちゃんが『真実』を伝えられるための過程における、重要な役割を果たしてくれるに違いありません。
ただ、前者の場合、四葉ちゃんが素直にそれを受け取れるとは思えないというのもまた事実。
来週のお話は11巻収録話の最終話ということで、何かしらビックサプライズが待ち受けていると予想されますし、一癖も二癖もある展開が成されるかもしれません。
いずれにしても、一花と四葉ちゃん、お互いがお互いに何かしらの影響を与え合ってくれるのは間違いありません。
二人の接触が物語にどう関わっていくのか…私、気になります!
そういったところで、いよいよ今週の総括に入っていきましょう。
◎まとめ
はてさて、今週の感想を一言でまとめますと…
今週話では、“久々”にまともに会話をしている二人が描かれたわけですが、バスタオル一枚の四葉ちゃんの姿に驚く風太郎の様子には、もうニヤニヤが止まりませんでした。
風太郎自身、やはり四葉ちゃんのことを確実に女の子として意識しつつあるのですよね!
また、既に六年前の少女だと気付いている可能性すらありますし、本編ラストの展開を考えても、二人の関係は今後も目が離せません!
ブランコもギコギコ言ってる(=壊れかかっている)と言ったところで、四葉ちゃんが“枷”から解き放たれる展開の訪れも、決して遠くないのでしょう!
本稿冒頭でも語ったように、『いよいよ』なのです!
今こそ日本中…いや、世界中のリボンの民が、立ち上がる時!
我らが大天使、中野四葉に祝福あれ!!