【五等分の花嫁87話感想】遂に語られる過去! それは、“今”に“繋げる”ための物語。

 

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 五等分の花嫁第10巻、ようやく表紙の発表がありましたね。

 そして第10巻の表紙を飾るのは、我らが大天使・四葉ちゃん!(あれ、これ毎回言ってね?)

 普段では見慣れない表情も可愛らしいですし、ドレス姿、花冠も、とてもよく似合っています。

 これは、いよいよ天使から女神への格上げですかねー笑笑

 

 なんてことを考えながら、迎えた更新話ですが……

 なんと、前回までの修学旅行編に引き続き、今回も長編となる、過去編へ突入するようではないですか!!

 

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 前回の引きからなんとなくそんな気はしていましたが、いざ始まるとなると、胸の高鳴りが止まりません。

 これから紡がれるのは、長い間隠されてきた過去、そして、『写真の子』・四葉ちゃんの胸中に触れる、『始まりの物語』。

 この興奮が冷めないうちに、まずは本編の方を振り返っていきましょう。

 

 

 ①瓜五つの姉妹

 

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 さて、作中序盤では、五つ子ちゃんたちがヘボ監督(笑)の頼みで、サッカーをする場面が描かれました。

 五つ子ならではのコンビネーション、そして、当時から芽生えつつあった四葉ちゃんの運動神経の後押しもあって、試合は勝利。

 

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 試合後、ヘボ監督からとある言葉が放たれましたね。

 

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 『お手本』

 

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 五年前…風太郎に放った、“決意”の言葉。

 この決意に至るまでにどんなエピソードがあったのかと考えておりましたが、ヘボ監督の言葉が、少なからず影響を与えていたのですね。

 もちろん、最大のきっかけは他(風太郎とのやり取りなど)にもあるのだと思いますが、その言葉を告げた時の彼女の頭にヘボ監督の姿があったのかと思うと、思わず頬が緩んでしまいます笑

 

 

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 さて、そんな『お手本』という言葉を受けて、どこか嬉しそうにしていた四葉ちゃんですが、母・零奈さんへのプレゼントを買うためのお金が入ったお財布を失くしてしまいます。

 必死に探してもそれは見つからなくて…

 それでも、

 

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「誰かの失敗も五等分だからね」

 

 零奈さんの教えが根付いているというのももちろんあると思いますが、みんなそれぞれ姉妹を大切に思っているからこそ、その言葉は自然に出てきたのですよね。

 今に始まったことではありませんが、ヘボ監督も言っているように、やはりとても美しい姉妹愛です。

 そして、

 

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 やっぱり、彼女たちは五つ子なのですよ。

 何処にいても、いつになっても……どんなに性格がバラバラになったとしても。

 これまで作中で幾度となく使われてきたそのセリフですが、『シスターズ・ウォー』編を経て、我々読者にとって、その重みは増したように思います。

 

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 喜びも、悲しみも、怒りも、慈しみも…どんなことだって五等分して、乗り越える。

 あの花火大会の日に改めてそれを誓い、そして、今は風太郎だっています。

 たとえ五人で乗り越えられないことがあったとしても、六人でならきっと乗り越えられる筈です。

 

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 それなのに、現在も一人で抱え込んでいる四葉ちゃんの在り方には、見ていて悲しいものがあります。

 

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 彼女を縛る“枷”から解き放つのには一体何が必要なのか……この過去編を終えた先に待ち受けている展開に、今から要注目ですね。

 

 

 ②母・零奈

 

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 今週話は、作中初となる零奈さんの本格登場回でもありました。

 体調を崩して入院までしてしまうほど懸命に働き、そして、自らの子供たちの健康を何よりもの幸せとする零奈さん。

 母親として、人として…本当に強く、美しい女性だなと、心の底から思いました。

 そしてまた、

 

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 実の娘たる五つ子ちゃんたちも初めて見るというこの表情にも注目です。

 ファンとはもちろん、マルオのことなのでしょうが……やはり親子ですね。

 その照れた表情からは、五つ子ちゃんたちの面影が感じられます。

 もしも彼女が生きていたら、一体どんな現在があったのか…なんて、考えずにはいられません。

 

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(母と離れたくない五月ちゃん)

 

 さらに、零奈さんと言えば、その言葉遣いは現在の五月ちゃんとそっくりでしたね。

 『七つのさよなら』編でも二乃が言っていましたが、やはり五月ちゃんの現在の人格形成には零奈さんの存在がとても大きく関わっているようです。

 改めて思いましたが、彼女もまた、“過去”に囚われた人物なのですよね。

 四葉ちゃんと共に『秘密』を共有しているという現状も、ある種必然だったのでしょう。

 過去から解き放つ必要があるのは、四葉ちゃんだけじゃない。

 だからこそ、今後の五月ちゃんのエピソードを楽しみに待ちたいところです。

 

 

 ③修学旅行と、出逢い。

 

 ともあれ、そうして五つ子ちゃんたちの修学旅行は始まります。

 しかし、やはり旅にトラブルは付き物らしく、四葉ちゃんだけが四人とはぐれてしまいました。

 

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 ただ、彼女自身は、自分が皆と一緒にいることにどこか疑問を感じていたようです。

 これは、今週話冒頭にも表れていたように思います。

 

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 理由は…あくまで憶測でしかありませんが、この時すでに、『私は一人だけみんなの足を引っ張っている…』という思いにより、“変わる”必要性を感じ始めていたから、といったところでしょうか。

 きっと、これまでにも①のような、『私のせいで…』なんて思うような出来事は少なくなかったのでしょう。

 だからこそ彼女は、『皆の足を引っ張らないように』と、むしろ『お手本になれるように』と、“変わりたい”という思いを抱いていたのかもしれませんね。

 そして、

 

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 グッと拳を握りしめ、“勇気”を出して、見知らぬ少年に歩み寄った。

 彼女のその“勇気”が、この『五等分の花嫁』という恋物語の“原点”なのだと考えると、非常に感慨深い気持ちになります。

 彼女と少年・風太郎がどのように過ごしたのか…それが明らかになるであろう来週が、今から待ちきれません!

 

 そういったところで、いよいよ今回の締めくくりに入りっていきましょう。

 

 ◎まとめ

 

 さて、今週話の感想を総括すると…

 

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 風太郎と共に過ごした時間を四葉ちゃんがどう思ったのか、めちゃくちゃ気になるって話ですよ!!

 

 彼女との出逢いが風太郎を“救い”、“変えた”ように、四葉ちゃんだって彼と過ごした時間から、たくさんのかけがえのないものを受け取っている筈なのですよね!

 

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 そしてそれは、もしかしたら恋慕に似た想いなのかもしれません。

 というか、むしろそうであってくれ!笑

 

 いずれにしても、この『私と姉妹』編を越えた先の展開では、四葉ちゃんのモノローグも増えていきそうな印象です。

 一花との入れ替わりやマルオが何故あの場にいたのかなど、気になるポイントはまだまだ尽きませんが、まずは来週を楽しみに待ちたいと思います!

 

 

 

 

遂に発覚した真実!! 明かせぬ『秘密』を胸に抱え、『始まりの少女』は何を思う――!?

 

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(第35話:『探偵風太郎と5人の容疑者たち』より)

 

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 さて、最新86話にて衝撃の事実が発覚してから数日が経過しました。

 【第14話:始まりの写真】のエピソードにてその存在が明らかになり、以来作中随一の謎だった『写真の子』の正体は、なんと我らが大天使・四葉ちゃん。

 考察を始めた当初からの予想が的中し、私個人としては既に胸がいっぱいなのですが、いち考察を嗜む者としては、まだまだこんなところで立ち止まっているわけにはいきません。

 何より、『写真の子』である四葉ちゃんが、この『“五”等分の花嫁』という恋物語にどのように関わってくるのか、という点は非常に気になるポイントです。

 そういうわけで、今回は『写真の子』・四葉ちゃんや、長い間彼女のフリをしていた『零奈』こと五月ちゃんの心情などついて考えていこうと思います。

 

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(使い回し…今度また新しいコラ作ります)

 

 

 ①四葉と五月はいつから繋がっていた?

 

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 最新話にて、密かな繋がりがあったことが示唆された四葉ちゃんと五月ちゃん。

 彼女たちに纏わる疑問は多々ありますが、まずはこのポイントについて考えていきましょう。

 

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 最新話や、83話におけるこのやり取りを見ても分かる通り、少なくとも修学旅行編における五月ちゃんの行動には、四葉ちゃんの意思が関係していなかったことが窺えます。

 しかし、だからと言って、『七つのさよなら』編における『零奈』もまた五月ちゃんの独断だったのかと言えば、それにはやや懐疑的にならざるを得ません。

 その際たる理由が、『零奈』の服の入手方法です。

 

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 知っての通り、当時の彼女は財布などを持ち歩いておらず、新しい服を購入することは出来ません。

 仮に、描写されていないところで姉妹から財布を渡されており、服を購入していたのだとしても、失礼ながら上杉家には隠し場所はなさそうです。

 服が元々上杉家のもの…というのも、衣装セットにウィッグが入っている以上、少し考え辛い。

 よって、服の入手には“誰か”の協力が必要となるわけです。

 そして、一連の出来事が全て五月ちゃんの独断の場合、彼女に協力するに当たって、その“誰か”が彼女の行動に疑問を抱かず、詳細を知ろうとしないはずがないのですよね。

 だからこそ、“誰か”が、依頼主、あるいは『零奈』姿で会うことを提案した人物であったと考えるのが自然です。

 もう既にお分かりだと思いますが、その“誰か”とは、もちろん四葉ちゃん以外には居ませんよね。

 

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(この反応的にも、やはり『零奈』と風太郎の邂逅を覗いていたと見るべきか…)

 

 また、最新話の描写で、四葉ちゃんが一目で『零奈』姿の五月ちゃんに気づいた、という点は密かに重要な要素です。

 無論、京都で五月ちゃんが全てを白状し、格好のことまで伝えていたら話は変わってくるのですが……

 

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 風太郎もこう言っているように、この時初めて『零奈』姿を見たのなら、いくら五つ子とは言え、五月ちゃんであることを即座に見抜けないはずなのですよね。(スキーでの一件もありますし)

 そのため、最新話での四葉ちゃんは、『零奈』と対面するのは初めてじゃなかった、つまり服を提供したのが四葉ちゃんだった、と考えるべきでしょう。

 

 彼女らは、『七つのさよなら』編の裏側で、既に繋がっており、しかし、修学旅行編における五月ちゃんは、何らかの目的のために、独断で行動をしていた。

 

 二人の繋がりに関する解釈は、こんなところでしょうか。

 無論、この解釈が正しいのだとしても、まだまだ疑問はあります。

 たとえば、

 

 「どうして『零奈』役を任せたのが五月ちゃんだったのか」

 

 などですね。

 それに関わってくるのが、次に考える、『いつから気づいていたのか』というポイントなのだと思います。

 

 

 ②二人はいつから真実に気付いていたのか?

 

 これに関しては、四葉ちゃんと五月ちゃん、両方に通じる話となってきます。

 まずは、四葉ちゃんについてから考えていきましょう。

 

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 四葉ちゃんに関しては本当に様々な意見があるようですが、『最初から気付いていた』という説が王道とされている印象があります。

 せっかくなので、今回はこれを保留という形にするところから始めたいと思います。

 それを実践するに当たって、まずはこちらをご覧ください。

 

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 皆さん既にご存知だと思いますが、四葉ちゃんのキャラクターソング、『ハートのカタチ 〜四葉のClover〜』の歌詞です。

 意味深な歌詞であったこともあり、以前から何かと注目されていたこの曲ですが、最新話にて真実が明かされたことにより、この歌詞が既に伏線であったことが確定しましたね。

 こちらの歌詞を見ていくと、

 

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 と、あくまで“ふしぎ”に思っているため、最初から気付いていたというには少し違和感が残ります。

 また、

 

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 この描写が見事に合致していることを考えるに、少なくとも【第15話:積み上げたもの】までには気付いていなかったと見て良いかもしれません。

 よって、自分の中では、『初めからかつての少年=風太郎だと認識して接していた』という線は消えつつあります。

 

 次によく目にするのは、『林間学校』、という意見です。

 

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 完全に私のリサーチ不足なのですが、それが一花とほぼ同じタイミングを指すのか、林間学校前日のやり取りを指すのかは分かりません。

 ただ、後者の意見に関しては否定していきたいところです。

 というのも、この場面の風太郎は、律儀にもずっとお面を付けているのですよね。

 そして、それが故に、直後に現れる一花がこのタイミングで五年前のことを思い出すことはなかったのです。

 これと同様のことが、恐らくは四葉にも言えるでしょう。

 よって、後者の線は消えると思われます。

 

 また、前者の可能性に関しても、完全に否定するつもりはありませんが、少々懐疑的になっています。

 理由としては、

 

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 この一花のように、後々の場面に繋がるようなはっきりとした描写が見受けられなかったからです。

 肝試しの準備段階やこの場面で、四葉ちゃんが金髪+素顔の風太郎を見ているのは間違いないのでしょう。

 しかし、それで気付いていたならば、はっきりとした描写があってもおかしくないと思うのですよね。

 もちろん、これが私の先入観からくる考えなのは承知の上ですが、やはりこの部分では少し根拠に欠けるような印象を受けます。

 よって、前者の線は、保留という形を取らざるを得ません。

 

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 さて、ここまで有力とされている意見を否定及び保留にしてきたわけですが、そのどれでもないのだとしたら、果たして四葉ちゃんは、どのタイミングで気付いたのでしょうか?

 少し、視点を変えてみましょう。

 

 所謂そもそも論となってしまいますが、どうして四葉ちゃんは、自らが写真の子であることを明かそうとしないのでしょうか?

 もちろん理由はいくつかあるのだと思いますが、その一つは容易に想像ができます。

 

 風太郎を失望させたくない(風太郎に合わせる顔がない)から、でしょう。

 

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 五年前、京都で風太郎にそう宣言した四葉ちゃん。

 しかし、彼女は勉強の才能と呼べるものが乏しく、挙げ句の果てには、姉妹の中で一人だけ落第することまで決まった。

(これに関しては、『七つのさよなら』編でもあったように、人助けをするあまり勉強が手に付かない、なんてことがあったのかもしれません)

 彼女の現状を見ていて分かる通り、極端に自己肯定感の低い彼女が、かつての少年・風太郎に本当のことを明かすなんて、それこそ「ありえない」ことなのでしょう。

 そしてそれは、風太郎との恋愛についても同様のことが言えると思われます。

 

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 【第72話:学級長の噂】にて我々読者も初めて対面することになったこの表情ですが、こんな表情をしてしまうほどまでに思い詰めている子が、果たしてかつての少年と普通に『デート』なんてできるのでしょうか?

 答えは、間違いなくNoでしょう。

 

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 さて、これにより、そろそろ私が何を言いたいか分かった方もいることでしょう。

 そう、私サッチソは、【第36,37話:勤労感謝ツアー】時点でも、彼女がまだ気付いていなかったと考えています。

 

 「いや待て」と、そう思った方もいる筈です。

 この時点で、①で解釈したような、四葉ちゃんと五月ちゃんが協力する筈の『七つのさよなら』編までは、一話分のエピソードしかありませんし、

 

四葉たちが真実に気付くきっかけになるような出来事なんて無かっただろ」

 

 なんてことを考えている方もいらっしゃるかもしれません。

 確かにその通りです。

 

 我々読者に見えているところでは、ですが。

 

(※ここから先はサッチソさんの妄想のようなものなので、気楽にお読みください)

 

 ここから先の話でネックになってくるのは、五月ちゃんの存在です。

 知っての通り、『七つのさよなら』編は二乃と五月ちゃんが喧嘩し、そして家出をしたことからストーリーが展開します。

 

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 その翌日に風太郎が三玖と共に姉妹を探し、帰宅後に五月を発見するまでに、いくらか空白の時間が存在しますよね。

 そして、その空白の間で、接触していることが明かされている姉妹が一組。

 

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 四葉ちゃんと五月ちゃんです。

 唐突になってしまいますが、ここでこの話周辺の五月ちゃんの動きを少し振り返ってみます。

 

 ・34話、風太郎から五年前のことを聞く。

 ・37話、らいはと遊ぶ。

 

 注目すべきは、この二点でしょう。

 姉妹間では唯一、風太郎の口から五年前のことを聞き、そして姉妹が五年前に彼と出会っている可能性に気付いた五月ちゃん。

 いつだって真面目な彼女が、真相を何一つはっきりとさせないままでいるとは、やっぱり考え辛いのですよね。

 だからこそ、風太郎の過去について何か知ることができるかもしれないとして、37話にてらいはと会っていたのではないでしょうか。

 

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 そこで何か収穫があったのかもしれませんし、その時既に当時のことを思い出していたのかもしれません。

 また、これから一人ずつ確認していこうとしていて、その最初の人物が、偶然四葉ちゃんだったのかもしれません。

 いずれにしても、五月ちゃんは、【七つのさよなら②】の“裏側”で、四葉ちゃんに問うたのではないでしょうか?

 

四葉は五年前、上杉君に会っているのではないですか?」

 

 あるいは、

 

四葉はこのお守りのことを覚えていますか?」

 

 などとね。

 セリフや事実の確認方法に関しては差異はあるでしょうが、このタイミングで二人が五年前のことを確実に認識したのなら、いくらか腑に落ちる点があります。

 

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(話さないといけないこと…それは五年前のことなのでは?)

 

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(ところで、この場面の四葉ちゃんからは、まるで“逃げている”ような印象を受けます)

 

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(一方、『零奈』の件以降では、どこか吹っ切れた様子)

 

 また、『零奈』の現れたタイミング的にも、

 

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 ここにいた人物は、やはり四葉ちゃんだと考えるのが自然です。

 この時外にいた理由としては、ランニングなどが挙げられます。

 細かい理由はどうあれ、彼女は風太郎の言葉を聞いてしまいました。

 

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 かつての少年が口にする、五年前の自分への真っ直ぐな憧れをはっきりと耳にして、『写真の子』・四葉ちゃんが心を揺さぶられない筈がないのですよね。

 だからこそ、四葉ちゃんは彼との接し方が分からなくなり、結果として“逃げた”のではないでしょうか。

 

 そして、そんな彼女の頭には、一つの思いが過っていた筈です。

 

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 彼女は、『さよなら』すべきだと考えた。

 それが故に、五月ちゃんに“お願い”をした。

 これにより、①の最後に残した疑問の理由には説明がつきますね。

 それは恐らく、姉妹の中で五月ちゃんだけが真実を知っていたからなのでしょう。

 

 それを確認していただけたところで、そろそろ②における私の見解をまとめましょう。

 

 ❶四葉ちゃんは『七つのさよなら』編までに、真実には気付いていなかった。

 

 ❷二人が真実に気付いたのは、【七つのさよなら②】の“裏側”。姉妹の中で唯一真相に近づいていた五月ちゃんにより、四葉ちゃんは“気付かされた”。

 

 ❸真実を知ったことにより、写真の子・四葉ちゃんは、『さよなら』すべきだと考え、五月ちゃんに“お願い”をした。

 

 とまあ、こう言ったところでしょう。

 憶測だらけの荒唐無稽な話ですが、少しでも可能性を感じて頂けたら幸いです。

 

 

 ③『零奈』の思い。『写真の子』の思い。

 

 さて、ここまで長々と文字を打ってきましたが、これがいよいよ最後のポイントとなります。

 とは言っても、ここから先は①、②における私の見解を前提とした話となります。

 ①、②の時点で少しも納得していない方は、すぐにブラウザバックすることをお勧めします。

 もしそうでない方がいらっしゃいましたら、どうか最後までお付き合いください。

 

 そういったところで、いよいよ彼女たちの心情について考えてみましょう。

 

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 その第一歩として、まずは、『七つのさよなら』編に関して考えてみることにします。

 

 ②の結論からも言った通り、四葉ちゃんは『さよなら』すべきだと考えていた筈。

 そして、その一方で、現状を見ていても分かる通り、五月ちゃんは真実を明かすべきだと考えてたのでしょう。

 そんな中、姉妹に振り回されて、風太郎は確実に自信を無くしていきます。

 

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 そんな彼の様子を誰よりも近くで見ていたからこそ、五月ちゃんは、

 

「本当のことを告げて、上杉君を元気付けて欲しい」

 

 と、四葉ちゃんに頼んだのではないでしょうか。

 けれど、当然ながら四葉ちゃんはそれを受け入れることができません。

 もちろん、陸上部のことなど理由はいくつかあったのでしょうが、その最たるものが、『写真の子』として会えるわけがない、という思いから来るものだったのでしょう。

 故に、姉妹とは全くの『別人』として会うことを提案し、協力をした。(ただし、『零奈』と名乗ることや、お守りの中身などに関しては五月の独断だったのだと思われます)

 そうして別れを告げて貰えば、きっと『さよなら』できる。

 四葉ちゃんの胸中にこのような思いがあったのだとすると、物語的にも辻褄が合います。

 

 また、もう一つの可能性があります。

 とは言っても、順序が違うだけです。

 

 五月ちゃんは、『写真の子』かつ姉妹とは全くの『別人』として風太郎に会うように頼まれる。

(当然、『さよなら』のため』)

 ↓

 風太郎の様子を見ていた五月ちゃんは、彼を元気付けたいと思い、それを了承。

 ↓

 邂逅の最中、『写真の子』の存在が風太郎を“縛っている”と考え、『さよなら』をする。

 

 …といったところでしょうか。

 いずれの場合においても、五月ちゃんは、四葉ちゃんの心の中にあった、『上杉さんに本当のことを知られたくない』という思いに気付いていたのだと思われます。

 だからこそ、これまでずっと秘密にしてきたのですよね。

 

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 けれど、様々な出来事を通じて彼も成長し、五月ちゃん自身も、いい加減本当のことを明かすべきだと思い始めた。

 何よりも、未だ『嘘』を信じ込んでいる風太郎と、過去に囚われたままの四葉を解放したいという思いがあった。

 きっとそれ故に、もう一度風太郎の前に姿を現そうと思ったのですよね。

 

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 でも、それが四葉ちゃんの望むことではないことは分かっていて…それでもやはり、本当は伝えなきゃいけないことで…。

 と、そんな葛藤があったからこそ、

 

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 他ならぬ、風太郎から“気付いてもらう”ように動き始めたのではないでしょうか。

 そう考えてみると、修学旅行編における彼女の行動の理由にも、ある程度説明がつきます。

 

 きっと『零奈』の行動原理は、風太郎と四葉、二人のためだったのでしょうね。

 

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(一方で、この表情は少し気になるところです。 もしかしたら、五月ちゃんも…なんて、深読みしてしまいますね)

 

 さて、今度は『写真の子』・四葉ちゃんの心情を考えてみましょう。

 とは言っても、本稿では既にいくつか考えてきました。

 そのどれもが大きく間違っているとは思いませんが、一点だけ、挙げていない可能性があります。

 勘の良い方は既にお気付きかもしれませんが、それはこちら。

 

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 四葉ちゃんが、既に風太郎に好意を抱いている可能性です。

 【第21話:おまじない】にて、発せられたこの言葉。

 この直後、

 

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 と、彼女自身はそう言ってますが、『嘘』が苦手な四葉ちゃんのその言葉が、果たして『嘘』なのか……という観点から、読者(主に四葉ガチ勢)からは、この時点で既に風太郎に恋をしていたと考えられていますよね。

 私自身、その意見には賛成していますし、好意そのものを抱いたのは、もっと早い段階であってもおかしくはないと思っています。

 

 要は、それをいつ“自覚”したのか、というところがポイントなのでしょう。

 

 私の中では、既に結論は出ています。

 それが、こちらのシーン。

 

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 ハートのカタチだって、気付いてしまったんですよ……!!(失礼、少し感情的になりました)

 

 よくよく考えなくとも、『欲しいものが風太郎の笑顔だった』、なんて、彼に恋をしているからに決まっていますよね。

 そして、それに気付いた瞬間、とうとうそれを自覚してしまった。

 

 …もしもこの先、みんなを不幸にしたことの償いができたのなら、私だって……

 

 なんて、彼女の中には淡い期待があったかもしれません。

 …それなのに、

 

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 その数日後、風太郎が、自分が決して“好きになってはいけない”人物だということを知ってしまった。

 だからこそ、自分は身を引くべきだとして、姉妹の幸せを願い、そして風太郎自身の恋を応援しようと、そんな思いが強まった。

 

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 三玖を応援していたのは、いつも消極的な彼女と、決して歩み寄ることが許されない自分とを重ね合わせていたからなのではないでしょうか。

 

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 もちろん、これらは全て憶測です。

 しかし、本当にそうなのだとしたら…あまりの切なさに、胸が打ち震えます。

 また、これらの心情も一つの例でしかなく、もしかしたら、彼女が抱えているものはもっと多いのかもしれない。

 その可能性も決して無いわけではなく、それを思うだけで、胸はますます苦しくなる一方です。

 

 私には何もできないことは重々承知の上ですが、四葉ちゃんの心を救う手助けがしたい。

 上述のことを考え始めてからは、そんな気持ちでいっぱいです。

 風太郎、早く本当のことに気付いてくれ……!!

 

 …さて、最後に少々脱線してしまいましたが、いよいよ本稿の締めくくりに入ろうと思います。

 

 

 ◎まとめ

 

 本稿では、四葉ちゃんと五月ちゃんの協力関係や、その心情について考えていきました。

 憶測ばかりで、この記事が考察と呼べるような代物でないことは承知の上ですが、私の考えていることが少しでも伝わったのなら幸いです。

 

 実を言うと、この記事に書かれていることの大半は、私が二ヶ月ほど前にpixivにて投稿した小説が元になっております。

(気になる方は私のTwitterの方から是非どうぞ笑)

 当時考えていたことが、少しずつ現実を帯びてきたことに、震える毎日です。

 このストーリーが展開が当たっていたのなら、既に二ヶ月前に盛大なネタバレをしていたことになりますね。笑

 

 まあ、そんなことはさておき。

 本編…修学旅行編では、たくさんのことが明かされましたね。

 『零奈』の正体や、一花の『思い出』…そして、『写真の子』の正体。

 これにより、この『五等分の花嫁』という恋物語が、着実に終わりへと近付いていることを否が応にも実感させられて、少し寂しい気持ちがあります。

 しかし、だからこそ、四葉ちゃんが救われるお話が来るのも近いのだろうと、嬉しい気持ちもあります。

 

 前々回の四葉ちゃん考察ブログでも書いたように、四葉ちゃんは、“繋げる”ヒロインと呼ぶべき存在です。

 彼女が居なければ、成り立たない場面がいくつもあった。

 彼女がかつて、風太郎と救っていなければ、この物語が始まることは無かった。

 

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 風太郎にとっても、そして現在彼に恋をしている姉妹たちにとっても、四葉ちゃんは“必要”な子だったのです。

 彼女自身がそれを認められていない現状が、私は悲しくて仕方がありません。

 そんな彼女であるからこそ、救われて欲しいし、報われて欲しい。

 彼女について考える度に、そうした思いは強くなる一方です。

 もちろん、それが決して平坦な道のりではないことは分かっているつもりです。

 しかし、たとえそれがどんなに辛い道のりでったとしても、私は…私だけは味方です。

 

 全力で応援します!!

 

 

 …てなわけで、本日はここで終わりにしたいと思います。

 終盤は集中力が切れ、とてつもなく雑になってしまいましたが一先ずはここまで読んでくれてありがとうございました。

 今後もブログは更新していきますので、何卒宜しくお願いしますm(_ _)m

 

 

【五等分の花嫁86話感想】届いた想いと、『ありがとう』。 一つの波乱を乗り越えて、物語は原点へと“繋がる”。

 

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(五等分の花嫁86話:シスターズウォー エキシビションマッチより)

 

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 五等分の花嫁第86話、読了しました。

 今回の展開…特にラストのシーンは、本当に語彙力を失ってしまうほどの衝撃でした。

 これまでずっと“それ”を考えてきて、信じてきて、そして、“当たった”今週話。

 純粋な嬉しさと、それ以外の沢山の感情が混じり合って、今もこうして文字を打つ手が震えております。

 こんな状態で上手く言葉が紡げるかどうか不安しかありませんが、さりとて、語らずには何も始まらない。

 そんなわけで、本日もまた少しばかり長い話になってしまいそうですが、まずは本編の方から振り返っていきましょう。

 

 

 ①届いた『好き』と、最後の『嘘』

 

 さて、今週話の冒頭は、前々回のラスト・三玖の告白シーンからでした。

 が、

 

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 なんとその『好き』は、後ろに隠れている姉妹たちに向けてのものだったということです笑

 三玖はちゃんと、姉妹が助けてくれていたことに気付いていたのですね。

 安心したような、少し勿体ないような…そんな気がしましたが、

 

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 この表情を見て、そんな思いは一瞬で吹き飛びました。

 “好きな人”に対してここまで余裕たっぷりな表情を見せられる日が来るなんて…三玖は本当に、素晴らしい成長を見せてくれましたね。

 姉妹一人一人への『ありがとう』の言葉と、そして、

 

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 一花とのこのやり取りに、私はまた涙してしまいました。

 一花にとっても、三玖からのこの言葉が、きっと一番の救いになったと思います。

 また姉妹仲良く、“好きな人”について話しているところを見たいものですね。

 

 そして、一花と言えば、風太郎と二人で話す機会がありました。

 風太郎自身、一花を冷たく突き放したことを後悔していたり、コース選択も彼女と話すためのものだったことが発覚して、私もまた、少しだけ救われたような気持ちになりました。

 

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 きっと三玖たちは、そんな風太郎だからこそ好きになったのですよね。

 改めてそれを実感できて、本当に良かったです。

 

 また、そんな一花とのやり取りの中でも、今回一番目を離してはならないのは、このシーン以外にはありませんね。

 

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「全部嘘だよ 全部」

 

  頬へのキスと共に告げた、その言葉。

  表情や、描写だけを見ていると、風太郎のことを諦めてしまったように見えます。

 真偽はまだはっきりとしていませんが、“五年前のこと”すらも『嘘』だとしてしまうその姿は、ある種確定的に見えてしまい、堪らず胸が苦しくなりました。

 たとえ、この時点では諦めてしまったのだとしても、いつか必ず立ち上がって、『本当』を伝えられる日が来る。

 それを信じつつ、今後の一花の動向にも着目してみたいと思います。

 

 

 ②明かされる事実と、『ありがとう』

 

 さて、今週話にて、この修学旅行編における一つの懸念が、ようやく解消されました。

 そう、盗撮犯の正体です。

 とは言っても、これは大方の予想通りでしたね。

 

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(盗撮に勤しむ前田氏)

 

 そして、その目的もまた然り。

 

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(誕生日プレゼントを贈る風太郎)

 

 

 修学旅行編でも随所で見られていましたが、風太郎自身もまた、彼女らが五人でいることを大切に思っているのが伝わってきます。

 彼がそうやって変わることができたのは、五人と出会い、絆を深めていったからこそであり、そしてまた、『写真の子』と、『零奈』の存在があったからこそなのでしょう。

 

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 真摯で、素直なその言葉は、きっと風太郎自身の成長の証。

 

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 忘れられない思い出も、これから増えるストーリーも、風太郎を加えた六人で歩んでいって欲しいですね!

 

 

 ③もう一つの真実

 

 流石は10巻収録最終話と言うべきか、最後の最後に、やはりとんでもない爆弾が落とされましたね。

 

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 『写真の子』の本当の正体は、やはり四葉ちゃんでした。

 

 いつだったかそう考え始め、ずっと信じ続けてきたのにもかかわらず、いざその事実に直面すると、思わず心が震えました。

 ここまで長い道のりでしたが、ようやく彼女が抱えるものの一端が見れた気がします。

 今回に限ってはあまり深いことを言うつもりはありませんが、今後の考察では、この事実を踏まえた上で、四葉ちゃんの心情に全力で迫っていきたいと思いますので、四葉ちゃん共々、何卒応援よろしくお願いします。

 

 そう言ったところで、本日のまとめに入っていきましょう。

 

 ◎まとめ

 

 感情に訴えかける描写を連発して、あらゆる角度から読者の心を揺さぶってきた前回と前々回。

 そして、駆け抜けるような展開の中で幾重もの伏線を回収して、最後に作中最大クラスの“爆弾”を投下してきた今回。

 修学旅行編のラスト3話は、本当に目が離せない展開の連続でした。

 思うことはたくさんありますが、現在私の心の殆どを占めているのは、この展開、そしてこの作品をリアルタイムで読むことができて本当に良かったな、という思いです。

 同時に、物語が確実に終息へと近づいているのを実感して、少し寂しい気持ちもあります。

 しかし、だからと言って展開を先延ばしにするようなことは望みません。

 作中に残された懸念も、

 

 ・四葉の問題

 ・五月たちの秘密

 ・五人の夢

 ・風太郎の想い

 ・キスの相手、及び花嫁は誰か

 

 などと、決して多くはありません。

 これらの解消、そして“未来”に向けて物語がどう展開していくのか……自分なりに予想を立てたりしながらも、まずは来週を楽しみに待ちたいと思います!

 

 

中の人も認める大天使! “繋げる”ヒロイン・中野四葉の本質に迫りたい!!

 

 『五等分の花嫁』第10巻収録話・『シスターズウォー』編、もとい修学旅行編も残すところあと1話。

 盗撮魔(あれ、そう言えば君どこいった?)の一件や、姉妹のすれ違いなど、決して穏やかとは言えない展開が続きましたが、無事収束してくれそうで、まずは安心しています。

 …まあ、ラスト1話でとんでもない爆弾が投下される可能性は非常に高いのですが。

 

 と、そんなことはさて置き。

 ここで、“恋愛”という面において改めて状況を整理してみると、現状は、一花、二乃、三玖の好意が、風太郎に対して完全に伝わっている状態です。

 一花に関する懸念はまだまだ尽きませんが、きっと本人の頑張りや、姉妹の助けもあって関係性は無事回復し、またあの慌ただしい日々が始まることでしょう。

 以前よりも素直に、そしてより積極的にアプローチを仕掛けていく彼女たちの姿が見られるかもしれないという期待に、今から胸が高鳴ります。

 

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(今回のためだけに作ったコラ)

 

 しかし、そうは言ってもやはり、本作品のタイトルは『“五”等分の花嫁』。

 残り“二人”のヒロインの好意が明かされていない以上、まだまだこんなところで満足している場合ではありません。

 そういった観点から、今回の記事では、不肖この私、サッチソが愛してやまないヒロイン、中野四葉ちゃんについて語っていきたいと思います。

 

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 ①中野四葉というキャラクター

 

 四葉ちゃんのキャラクターとしての描かれ方は、物語当初からほとんど変わっていないように思えます。

 元気で、アホの子で、子供っぽくて、いつだって誰かのために一生懸命で、天使で……あと天使で。(大事なことなので二度言いました)

 

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 勤労感謝デートや、普段の風太郎との関わり合いを見ていても、姉妹の中で彼と一番『仲良し』なのは、間違いなく四葉ちゃんでしょう。

 噂になってしまうのにも納得ですね笑

 

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 彼女の天使さ加減は弁舌に尽くしがたく、読んでいて少し気が重くなってしまうような展開の時も、中野四葉というキャラクターの存在が、読者を和ませてくれる、なんてことも少なくありません。

 この記事を読んでいる貴方も、彼女の存在に心を救われた経験があるのではないのでしょうか。

 

(例)

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 さて、そんな天使すぎる四葉ちゃんですが、今し方語ったのも、あくまで彼女の持つキャラクター性のいち側面でしかありません。

 読者たちの間でもたびたび話題に上がっているように、彼女は一つの“問題”を抱えてしまっています。

 それは、

 

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 “異常”とさえ見て取れてしまうような、自己犠牲(自己肯定感の低さ)。

 その胸中には、彼女自身が口にしているように、『自分の不幸に皆を巻き込んだ』という、姉妹たちへの贖罪の気持ちが深く根付いているのでしょう。

 風太郎の「度が過ぎている」という言葉を受けての反応を見ても、彼女自身、その自覚はあるのかもしれません。

 それにもかかわらず、頑なに“自分以外”の幸せを追い求めるその姿は、見ていてとても辛いものがあります。

 

 そして、何よりも気がかりなのが、

 

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 【本編72話:学級長の噂】終盤にて、我々読者も初めて対面することとなった、この表情。

 彼女が、ただ物語の表面をなぞっていくだけでは到底分かりえない『何か』を抱えているのは明白です。

 “問題”の件も含め、ただの天使かと思っていれば全くそんなことはなかったわけです。

 まったく、困った子ですね。(だがそれで良い。むしろ、それが良い)

 

 他の姉妹たちが様々に変わっていく中で、たった一人変わらず…あるいは、“変われず”にいる四葉ちゃんですが、その一方で、先述した『謎』や、伏線と呼ぶに足るものも多く存在しているなど、キャラクター性という点においては、他の姉妹たちと比べてもやはり一線を画していると言えるでしょう。

 そんな彼女が、今後の展開に一体どう関わってくるのか…非常に楽しみなところです。

 

 

 ②中野四葉が担う役割

 

 四葉ちゃんのキャラクター性について確認してみたところで、作中における彼女の行動を振り返ってみると、あることに気が付きます。

 いくつか、例を挙げてみましょう。

 

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 勘の良い方はすぐに気付いたかと思われますが、彼女の行動・言動などは、実はかなりの確率で各場面同士を“繋げる”という役割を帯びています。

 上に挙げた例で言うと、

 

 三玖にゲームを貸す→三玖が戦国武将好き、という現状、及び風太郎と三玖の交友に“繋がる”。

 風太郎の調べ物を手伝う→これにより知り得た知識が風太郎と三玖の間に信頼関係を築く最大のきっかけとなり、彼女の風太郎に対する好意に“繋がる”。

 花火大会にて風太郎たちのもとに現れる→彼が一花を追うことができ、オーディション直前のやり取りや、彼女のあの演技、風太郎への信頼・好意に“繋がる”。

 本来必要のないはずだった花火を買う→『今日はお休み』編ラストシーンへ“繋がる”。

 

 と言ったところでしょうか。

 この他にも、

 

 ・『結びの伝説』について教える。

 ・肝試しの脅かし役を手伝う(→これにより、風太郎は二乃たちをすぐに追いかけることができ、のちのキンタロー関係の話に繋がる)

 ・一花と風太郎を倉庫に閉じ込める。

 ・休もうとしている風太郎をスキーに連れ出す(→三玖、五月シーン、『結びの伝説』編ラストへ繋がる)

 ・『七つのさよなら』編、陸上部を手伝う(断れずにいたことにより、試験期間中における懸念の一つとなっていたが、それが結果として、“変わった”二乃の初披露となるあの場面へ繋がった)

 ・『最後の試験』編、観覧車で風太郎のマンツーマン指導を受ける(→風太郎が姉妹間で教え合うという方法を思いつくきっかけとなり、そしてそれが、五月の夢を定める一因になる)

 ・『スクランブルエッグ』編、一花の背中を押す。(『シスターズウォー』編の一連の出来事の遠因になる)

 

 …とまあ、このように、いざ数え上げていくと、なかなか多いことが分かりますね。

 細かいところまで挙げていくと、きっとまだまだ数は増えていく筈です。

 「偶然ではないのか?」と思っている方も勿論いらっしゃると思いますが、そんな方にこそ、注目していただきたいポイントがあります。

 

 それは、中野四葉という存在が無くては、この『五等分の花嫁』という物語が始まることはなかった、という点です。

 

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 彼女にとっては、不幸の象徴であり、罪の意識に苛まれる出来事に他ないのでしょうが、彼女が追試に合格できなかったからこそ、五人は転校をしてきて、風太郎と出会うことになったわけです。

 加えて、

 

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 四葉ちゃんが風太郎に協力的でなければ、姉妹との交流はかなり難しくなっていたことでしょう。

 この二点から、中野四葉という存在が、物語そのものを運命付けてくれていたことが分かります。

 少しメタ的な話になってしまいますが、それには、作り手からの明らかな意図が感じられます。

 彼女に与えられた作中における役割とは、『歯車』のようなものでしょうか?

 

 そう考えてみると、四葉ちゃんは、“繋げる”ヒロインと呼ぶべき存在なのかもしれませんね。

 

 

 ③中野四葉の可能性

 

 さて、冒頭でも挙げたように、本作品のタイトルは『“五”等分の花嫁』。

 いずれ四葉ちゃんも風太郎に恋をするor好意が明らかになるのは間違いないと思いますが、そうした時、彼女がどうやって恋愛に関わってくるのか、という点は非常に気になるポイントです。

 そこで、②で挙げたように、彼女が『“繋げる”ヒロイン』であるということを考えてみると、ふと、あることが頭を過ぎります。

 

 私は先ほど、『五等分の花嫁』という物語は、四葉ちゃん無しには始まらなかったと記しましたが、あれは正確とは言えませんね。

 無論、これから記す内容が当たっていたなら話は別なのですが……その理由は、本作には、“真”の『始まりの女の子』がいるからです。

 

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 そう、『写真の子』です。

 知っての通り、彼女は風太郎を生き方を変えた人物です。

 彼女と出会い、そして救われたからこそ、風太郎は『誰かに必要とされる人になる』ために勉学に励んで、結果として五つ子ちゃんたちの家庭教師に就任でき、この『五等分の花嫁』という物語は始まったわけですよね。

 もはや言うまでもありませんが、『写真の子』は、この物語の全てを“繋げ”てくれた存在なのです。

 なればこそ、彼女に与えられた役割もまた、『歯車』なのでしょう。

 

 そして、そんな『写真の子』と同質とも言える役割を備えたヒロインが一人いますね。

 

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 我らが大天使、四葉ちゃんです!(画像は、以前に僕がつくったコラから抜粋)

 

 やはりメタ的な話になってしまいますが、同じ役割を備えている以上、彼女が『写真の子』であってもなんら不思議ではありませんし、むしろ可能性は非常に高いと思われます。

 ①でも語ったような『謎』も、その事実に関わっているとすれば、腑に落ちる点はいくつかありますし……考えれば考えるほど、四葉ちゃんが『写真の子』だと思えてきます。笑

 

 いずれにしても、『写真の子』であるという事実は、ヒロインたちにとって大きなアドバンテージになるのは間違いありません。

 そんな中でも、“繋げる”ヒロイン・四葉ちゃんは、果たして『過去』と『現在』を繋げた『写真の子』なのか…。

 また、彼女は『現在』と『未来』を繋げ、『花嫁』となることができるのか…。

 などと、彼女が持っている可能性には、いつだって期待が高まる一方です。

 

 

 ◎まとめ

 

 さて、今回は四葉ちゃんについて長々と語ってきました。

 可愛くて、天使で……だけど、読み手を心配させてしまうような『何か』を抱えた四葉ちゃん。

 未だに心情が描かれていない点など、作品全体を通して見ても、彼女のヒロインとしての在り方は、読んでいてとても面白いものがあります。

 他の姉妹たちと比べると、やや少なめな印象を受けるメイン回も、その分、色々な意味で破壊力に長けたお話ばかりです。

 

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 本格的に四葉ちゃんのターンになった時、一体我々がどこまでドキドキさせられるのか…想像もつきません!

 風太郎にデレまくる四葉ちゃんを拝める日が来るように、一刻も早く現状の問題を全て乗り越えて欲しいものです。

 差し当たっては、恐らくは来週に投下されるであろう爆弾の内容でしょうか。

 個人的な感情で申し訳ありませんが、私はそれが、四葉ちゃんに関わるものであれば良いなと思っております。

 きっと平坦な道のりではないのでしょうが、風太郎と、そして四葉ちゃん自身にも、精一杯頑張っていただけるよう、当ブログは、四葉ちゃんたちを全力で応援させていただきます!!

 

 

 

【五等分の花嫁85話感想】 たくさんの『ごめん』と止まらぬ涙。長い道のりを経て、姉妹の心は再び一つに。

 

◎はじめに

 

初見の方は初めまして。

Twitterなどで僕のことをご存知の方は、いつもお世話になっております。

Twitterでは『五等分の花嫁』の感想・考察などを呟き、pixivでは小説(P.N.澄海恋人)を書き、最近はコラ画にまで手を出し始めたサッチソと申します。

思うところがあって、本日より当ブログにて『五等分の花嫁』の感想などを投稿していくこととなりました。

こういった活動は実に初めての経験であり、何かと至らぬ点があると思いますが、何卒よろしくお願い致します。

 

 ◎本編の振り返り

 

さて、軽く挨拶も済ませたところで、そろそろ本編の振り返りを始めたいところなのですが… その前に、まずは本記事のタイトルにご注目下さい。

タイトルにもあるように、今週話では『ごめん』という言葉が何度も使われましたね。

 

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(四葉、一花、二乃それぞれの『ごめん』)

 

本編を読了した僕は、真っ先にこう思うこととなりました。

「一花、本当にごめん」、と。

そして、徐々に憤りを覚え始めました。

無論、作品に対してではありません。

最後の最後まで、一花を信じることができなかった自分に対してです。

少々長くなってしまいそうですが、初投稿となる今回は、そういった点も含めて振り返っていきたいと思います。

宜しければ最後までお付き合いください。

 

 

①三玖と風太郎のデートの舞台裏

 

さて、前回から仄めかされていた暗躍者(ここでは『黒子役』と呼ぶのが適切かもしれません)の存在ですが… 何とその正体は、三玖以外の姉妹全員でした。

 

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とは言っても、なんら不思議なことはありませんね。

目的の相手が居なかったのなら、予てより心配だった姉妹の様子を窺いに行く――というのは、姉妹想いの彼女らなら当然の心理でしょうし、そのサポートに徹することを選んだのも、これまでの三玖の頑張りを見てきたからこそなのでしょう。

何より嬉しかったのは、一花がただひたすらに“三玖のため”に行動を起こしてくれたことです。

涙無しには読むことができない今週話でしたが、第一の泣き所は、やはりその点にあったと思います。

 

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②『ごめん』と終戦

 

サポートの甲斐もあり、順調に進んでいったデート。

しかし、その途中で、二乃が一つのアクションを起こしていました。

 

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正体がバレたわけではなく、あくまで結果論ですが、彼らのデートに支障をきたしたわけではありません。

しかし、その行動は三玖の邪魔に他ならないわけで…

 

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だからこそ気付けた、姉の気持ち。

溢れ出た涙と、『ごめん』の言葉。

こうやって素直に謝ることができる二乃は、本当に素敵な女の子だなと、改めて思いました。

 

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「抜け駆け、足の引っ張り合い、この争いにはなんの意味もない」

 

聡明な彼女たちのことですから、ほんの少し周りを見渡せば、それくらいすぐに気付けた筈です。

しかし、悲しいかな、現実には、風太郎への真っ直ぐな想いがそうはさせてくれなかった。

一花のやってきたことは、そう簡単に許されていいことではないけれど、必ずしもその全てを“悪”と言い切れない。

彼女の心理・行動はあまりに人間的で、何の比喩でもなく、“誰”にだって起こりうることなのでしょう。

だからこそ僕は、ようやくの終戦に深い安堵、そして感動を覚える一方で、その事実に酷く胸を打たれました。

 

 

③『思い出』と『嘘』

 

そして、シスターズウォーが終焉を告げる頃、ようやく五年前の真実が明かされましたね。

 

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一花と風太郎は、確かに五年前に会っていた。

描写から見ても、彼女が『写真の子』ではなかったのは間違いないのでしょう。

しかし、彼の『思い出』に刻まれた少女であることは『嘘』ではなかった。

それにもかかわらず、風太郎は、一花の言葉を嘘だと思い込んでしまっている。(可能性が高い)

自業自得と言えば、確かにそうなのかもしれません。

が、このシーンを読んだ時、僕はまたしても涙を流してしまいました。

 

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(思い出す 出会った場所。 全てが繋がる。『Sign』)

 

先述した『憤り』を覚え始めたのは、ちょうどその瞬間からです。

僕は、あの時に一花が発した言葉の“全て”を、『嘘』だと思い込んでいました。

それというのも、旅館にて入れ替わるタイミングがあった可能性に気付かなかったからです。

…いや、そもそも気付けるはずも筈もなかった。

僕は、彼女を心から信じることが出来ていなかったのですから。

ねぎ先生の手腕と言えばそこまでですが、一花に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになると同時に、そんな自分に悔しさを感じずにはいられませんでした。

事実を知った時、きっと風太郎もまた、僕と同じ気持ちになるのだと思います。

そして、それを知るのが遅くなればなるほど、この出来事は、大きな『後悔』として彼の胸に刻み込まれることでしょう。

だからこそ、僕は一刻も早く風太郎には本当のことを知って欲しいし、彼自身の言葉で一花を救って欲しいと心の底から思いました。

 

 

◎まとめ

 

三玖が、やっとのことで一歩を踏み出した前回。

姉妹たちが、再び心を一つにできた今回。

まさに『神回』と呼ぶに相応しく、そのどちらかが欠けてしまえば、ここまでの感動は生まれなかったことでしょう。

一花も、二乃も、三玖も、希望に満ちた未来へ向けて確実に歩みを進めています。

しかし、その一方で、未だ過去に囚われたままのヒロインが二人。

 

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(自責の念から、未だ“自分以外”の幸せを願う四葉)

 

零奈こと五月もまた、現状では、目的が分からないながらも過去に対する異様なまでの執着を見せています。

二人の共通点は、未だに風太郎に対する気持ちがはっきりと描かれていないこと。

そして、

 

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『写真の子』の有力候補であるということ。

この描写だけを見ると、四葉にしか見えなかったりするのですが……これに関する深い考察は、また後日にしてみようと思います。

この真実がどうあったとしても、今回の修学旅行での一件を受けて、彼女らが今後どんな動きを見せてくれるのかは、非常に楽しみなところです。

さて、本日の感想は以上です。

今回がブログ初投稿ということもあり、本当に長々と文章を綴ってきましたが…

 

要するに今回も、大天使四葉覚醒のためのながぁぁぁい溜め回のうちの一話ってことね。

 

(↑自分がコミュニティなどしばしば投下する、『大天使四葉論』です笑 今後ぜひ使ってみてください笑)

 

…とまあ、ちょっとした冗談はさておき。

一先ず、ここまで読んでくれてありがとうございました。

あまりに拙い文章でしたが、今回の話を通じて、僕が思ったことは余すことなく書き上げられたと思います。

これからは毎週更新していくので、お暇があれば、ぜひまた立ち寄っていただけると嬉しいです!