【五等分の花嫁91話感想】それぞれの夏休み! 会えない時間が愛を育てる!?

 

f:id:sacchisosan:20190626002801j:image

(五等分の花嫁91話:『偶然のない夏休み』より)

 

───────────────────

 

 さて、今週は皆さん待望の水着回でしたね!

 

f:id:sacchisosan:20190626003321j:image

 

 武田と前田の!

 

f:id:sacchisosan:20190626003336j:image

 

 はい(笑)

 らいはが我々の気持ちを見事に代弁してくれたわけですが…今週は久々にゆったりとしたお話でした。

 【シスターズウォー編】以降、思わず胸が熱くなるような…そしてまた、ひどく締め付けられるような展開が続いてきたため、風太郎たちにとっても、我々読者にとっても、ちょうど良い羽休めの回となってくれたように思います。

 …しかし、

 

f:id:sacchisosan:20190626012222j:image

 

 皆さん既にご存知の通り、“何の変哲も無い”日常回だったのかと言えば、全くもってそんなことはなかったわけで…。

 

 そういったところも含めて、今日も今日とて、本編の方をゆっくりまったり振り返っていきましょう。

 

 

 ◎それぞれの夏休み

 

f:id:sacchisosan:20190626010120j:image

 

 まずは冒頭。

 一ページ、一コマ目から、何やら神妙な面持ちで何かをじっと見つめる五月と四葉ちゃんが描かれていましたが、

 

f:id:sacchisosan:20190626010229j:image

 

 なんと、家の退去が迫られていたとのこと。

 猶予期間は半年ほどあったようですが、受験のことを考えても、引っ越しはやはり夏休みのうちに引っ越しを済ませておくべき案件。

 

f:id:sacchisosan:20190626011206j:image

 

 様々な思い出が詰まったこの家との別れが、いよいよ確定的になります。

 …と、そんな折、

 

f:id:sacchisosan:20190626011224j:image

 

「私はもういなくなるので」

 

 偶然五月が耳にした、一花の電話の内容。

 先週の感想でも言及したように、やはり彼女は、女優業への専念のために少しずつ動き出しているのかもしれません。

 そして、その先に待ち受けていると予想されるのは、“自立”や、“自主退学”といったものでしょう。

 それが一花の望んだことであり、他でもない彼女の為になることならば、私としても心から応援したいところではありますが、彼女は未だ、『本当』を伝えられずにいます。

 そうした現状は、とてもじゃありませんが、“良いこと”とは言えませんよね。

 実際に一花が何を思っているかは分かりませんが、彼女の胸中が明かされるであろう、今後の展開に大いに期待したいところです。

 

f:id:sacchisosan:20190626011241j:image

 

 場面は切り替わって上杉家。

 家に引きこもって勉強を続ける中で、風太郎は“恋愛ガイド”なるものを読んでいたそうで…。

 彼なりに二乃や三玖の想いと向き合う努力をしているのですね。

 (あるいは、その想いは既に誰か一人に向けられつつある…?)

 いずれにしても、生来彼の持つ真摯さを改めて実感されられて、少し安心したところでありました。

 

 さて、そんな風太郎ですが、らいはに五つ子たちと会うように促されます。

 

f:id:sacchisosan:20190626011301j:image

 

 しかし、肝心の風太郎はあまり乗り気ではありません。

 それでも、少なくとも二乃とはバイトで会えるだろうとするらいはでしたが、

 

f:id:sacchisosan:20190626011316j:image

 

 なんともタイミングの悪いことに、それも叶わなくなります。

 (あれ…? ク◯パン屋の店長…?)

 

 故に、らいはが取った行動と言えば、

 

f:id:sacchisosan:20190626011330j:image

 

 その日、海を訪れる筈の五つ子たちと“偶然”出会うことを狙って、風太郎を海に連れ出すこと。

 

f:id:sacchisosan:20190626075342j:image

 

 …まあ、“五つ子たちの都合”により、その“偶然”は起こり得なかったわけですが(笑)

 

f:id:sacchisosan:20190626075651j:image

f:id:sacchisosan:20190626011406j:image

 

 さてさて、さらに場面は変わります。

 風太郎とらいはが海を訪れている頃、五つ子たちの都合──新居が見つかるまでの繋ぎとして、彼女らは以前のマンションに戻ってきていました。

 

f:id:sacchisosan:20190626011422j:image

 

 そんな中で、五月は修学旅行以降の皆の様子に違和感を覚えているようでした。

 

f:id:sacchisosan:20190626011436j:image

 

 そして、それには、明らかに風太郎の存在が関わっていると。

 これに関しては、実際にその通りであるため、あまり深く追求するつもりはありませんが、個人的に少し気になったのは、一花の風太郎への好意が『?』になっていることでした。

 

 なにせ、五月は修学旅行前に、その辺りの事情を把握していた筈ですから。

 

f:id:sacchisosan:20190626081623j:image

f:id:sacchisosan:20190626081635j:image

 

 この時から頑なに信じようとしていなかったのか…はたまた、修学旅行後の一花からは、全くそんな素振りが見受けられなかったからこその判断なのか…一先ずこの疑念の答えは、来週以降までお預けですね。

 

f:id:sacchisosan:20190626082455j:image

f:id:sacchisosan:20190626082508j:image

 

 五月が風太郎とは会っていけないとする一方で、三玖たちの思いは募っていくばかり。

 果たして風太郎は今頃何をしているのか…。

 

f:id:sacchisosan:20190626011451j:image

 

 おいこr…(殴

 

f:id:sacchisosan:20190626011512j:image

 

 無粋にもツッコミを入れてしまいましたが、風太郎もちゃんと楽しめていたようで良かったです。

 今までは全てを勉強に捧げて、切り捨ててきたクラスや友人との関係。

 そこに確かな“充実感”と“楽しさ”を覚え、しかし、そんな中でも“物足りなさ”を感じているという点が、なんとも感慨深いところでもありました。

 

f:id:sacchisosan:20190626011523j:image

 

「誰がそうしたのか聞くまでもないね」

 

 6年前──四葉ちゃんと出会ったことから始まったら風太郎と五つ子たちの物語。

 ぶつかり、すれ違い、互いに支え合う中で築いた“信頼”と“絆”。

 

f:id:sacchisosan:20190626011559j:image

 

 いつからか、彼の日常において、中野家の五つ子たちは『必要』な存在となっていたのですよね。

 いつものように“偶然”顔を合わせる…なんてことがなかった一日を通して、風太郎が改めてそれを実感する──。

 今週のお話は、風太郎の心情の『変化』がより明確に表れた、とても良いお話でした。

 

 今後とも、彼が二乃たちの想いや、自らの気持ちとどう向き合っていくのかについてしっかりと着目していきたいところです。

 

 さて、そこまで振り返ったところで、いよいよ今週の総括に入りましょう。

 

 

 ◎まとめ

 

 はてさて、今週の感想を一言でまとめますと…

 

f:id:sacchisosan:20190626011615j:image

 

 次のプール回がクッソ楽しみって話ですよ…!!

 

 夏ですよ!! プールですよ!! 水着ですよ!!

 

 これまで数える程度しか描かれなかった五つ子ちゃんたちの水着姿…それが一体どんなものになるのか、非常に興味深いですね!

 

 個人的な思いで申し訳ありませんが、四葉ちゃんには要注目でしょう!

 

f:id:sacchisosan:20190626011627j:image

 

 見てくださいよ、誘われた時のこの嬉しそうな表情を!!

 とっくに『さよなら』をして、姉妹の応援をすると決めてて、それでもやはり、風太郎のことが大大大大大好きなんですよね!!

 

f:id:sacchisosan:20190626110525j:image

 

 果たして彼女は、どんな想いを抱えて、どんな水着に身を包んで彼の前に姿を現わすのか非常に気になりますが…たとえどうあったとしても、風太郎にはどうか褒めてあげて欲しいところですね!

 

 風太郎、私の分まで頼んだぞ…!!